2016年09月06日

「めぐる季節には花が咲く」


今日は、読売新聞8月26日の『編集手帳』の一部から【「めぐる季節には花が咲く」】(ブログ用テーマ)を紹介致します。





『青い山脈』や『長崎の鐘』などで知られる歌手の藤山一郎さんは少年の頃、勉強が苦手だったらしい。慶応普通部を卒業するときの成績は52人中51番だったと、文藝春秋編『あの人/この人/いい話』(文春文庫)にある。

ちなみに52番が「芸術は爆発だ!」の岡本太郎さんであったという。かろうじてビリをまぬかれた藤山さんは東京音楽学校(いまの東京芸術大学)に進み、こちらは主席で卒業している。

尻を叩かれても咲かなかった花が、めぐる季節には黙っていても咲く。何の分野であれ、才能とはそういうものだろう。





※なんという実話なんでしょう!

今の瞬間を点で観た時に、満足していなくても悲観的にならないことなんだと、感じました。

誰にでも‘めぐる季節’があって、黙っていても立派な花が咲くのですね。
  


Posted by makishing at 05:37Comments(0)