2017年05月06日
小さなご褒美が大きな成功をもたらす
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【小さなご褒美が大きな成果をもたらす】を紹介致します。
「やりたいのになかなか行動に移せない、、、」
この悩みは誰にでもある悩みだと思います。
人が行動起こせない理由については様々な理由や理論があるでしょうが、私の考えでは、次の3つに集約できると思います。
1つ目は「自信がないこと」
成功体験は誰にとっても良い記憶となるでしょうが、この成功を味わったことのない人はたとえ100%成功できる条件が整っていても、「自分が成功できる」と信じることができません。
世の中には、根拠のない自信を元にどんどん行動できる人がいるのですが、彼らは根拠がなくても行動し結果的に成功を収めます。
そしてまた自信をつけるといった好循環に入るのです。
行動できない理由の2つ目は「痛みを避けたい」という心理です。
行動起こす事は、働くことであり労働とは苦痛を伴うもの、、、こう誤解している人が多すぎます。
本来仕事というのは楽しいものであり喜びながら収入を得ることができるのですが、誤解している人のほとんどは自分が楽しいと思う仕事を経験したことがないのです。
最後は「怠惰」という本能です。
基本、人間というものは怠けるものです。
それは、できるだけエネルギーを使わず省エネで行動する必要があった太古から続く遺伝子レベルの本能です。
そのため人は、自分がしたいと思うことを最小限の労力でやろうと無意識に考えます。
そしてこう考えてしまうことが人によっては、「もっと楽なやり方は無いのか、、、」と考え行動に移らないことになるのです。
私はこの3つが、多くの人が準備をしても行動を起こそうとしない主な原因だと思います。
ではこれらに対処する解決策があるとすれば、それはどんな解決策になるのでしょうか?
行動学者の立場で言えば、「人間の行動を変えるにはプラスの感情で動機付けを与えれば行動が変化する」となるのでしょう。
得られる結果によって人は行動に影響を受けるということが以前から知られています。
例えば、よくあるのが「飴とムチ」になるでしょう。
人は賞罰を与えられることで行動が変化します。
しかし、行動の強化には「正の強化」と「負の強化」があり、「正の強化」では外交的な傾向を強め「負の強化」では内向的な傾向を強めることがわかっています。
そして、人を行動に向かわせるには「正の強化」こそが望ましいと思います。
成果が大きくても小さくても自分に対して褒美を与えることは自分を変化させることになるでしょう。
成功を収めてきた人たちの中には「大きな成果に対して大きな褒美を与えよ」と考える人がいるのですが、そうした褒美の与え方は、ゴールがとてつもなく先になるのでなかなか褒美を与えることができません。
「1億円稼いだら、自分に豪華な褒美を与えよう!」というのも悪くはありませんがあまり現実的とは思えません。
なので、より身近な動機づけとなる短期的なゴールを設定し、そのゴールに見合った褒美を与えるようにするのが誰にでも適した方法だと思います。
例えば、毎日の課題リストにある課題を1つ終わらせるたびに、その課題を削除するとか上に赤線を引くとかといったことはごくごく小さな褒美ですが、効果はかなり高いでしょう。
課題が終了するたびにつける成果の印は、まるでアドレナリン注射のように、あなたをやる気にさせると思います。
こうした小さな褒美を自分に用意することは、日常の中にいくらでも落とし込むことができるのです。
オフィスで1時間仕事をしたら5分間休憩して軽く運動するとか、仕事帰りに、お気に入りのカフェやバーに立ち寄って、少しのおしゃべりを楽しんでから自宅に帰るとか、工夫次第では、睡眠をとることさえ小さな褒美にできると思います。
どんなに、ありふれたものでも褒美とすることができ、決して大掛かりで特別なものを用意する必要などありません。
ごく普通に起こる日常生活の一部を自分の褒美にすることが、行動起こすための十分な動機づけとなるのです。
「自分の生活の中のちょっとした楽しみ」
この楽しみがあなたの行動を変え結果的に、あなたの人生さえ変えてしまうことになるでしょう。
あなたの人生が変わったときほんの僅かな楽しみが、天からの授かりものであることに気がつくことになるのです。
※如何でしたでしょうか?!
『やりたいのに、なかなか行動に移せないこと』って、誰でも経験したことは、あると思います。
GWの休みの中、休みだから出来る‘小さなご褒美’を自分に与えてあげてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
Posted by makishing at
06:40
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