2017年06月14日
「納期を守りたいから」
今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【「納期を守りたいから」】を紹介致します。
1.プロジェクト管理
過去に何度か書きました。
前職はシステム開発をしてました。
最終的に担当したのはプロジェクトマネージャ。
品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)を守りながらシステム開発プロジェクトを完了させる役割です。
実際には、
・納期に間に合わなかったり
・品質が良くなかったり
・人を追加投入してコストがかかったり
そんなプロジェクトが多かったです。
2.見積もり
プロジェクトがうまくいかない理由はたくさんあって、書籍もたくさん出ているぐらい。
うまくいかない理由の一つが見積もりです。
僕の苦手な見積もりです。
作業工数を実際より少なく見積もってしまう。
なんてことをやっちゃったら目も当てられません。
お客様に頭を下げて追加で費用をいただけるかどうか。
また、プロジェクトマネージャの見積もりと開発メンバーの見積もりが一致しないなんて時にも、うまくいかないように思います。
プロジェクトマネージャは辛い見積もりを、開発メンバーは甘い見積もりをしがちです。
#プロジェクトマネージャが2週間でできると見積もった作業を
#開発メンバーが3週間かかると見積もるような感じです。
当時の僕は、開発メンバーの見積もり通りに開発を進めて、そして、プロジェクトはうまく完了しませんでした。
3.納期を守りたい
僕の今の仮説です。
見積もりが甘くなる理由は「工程(納期)を守りたいから」ではなかったかと。
100%工程を守ろうと思うと、「何かトラブルがあった時でも工程を守れるように」見積もります。
開発メンバーの見積もりには、トラブル対応の時間(予備の時間)が含まれます。
その予備の時間は、「何も起こらなくても」消費されていたように思います。
「工程(納期)を守りたいから」見積もりが甘くなる。
のであれば、「工程を守らなくてもいい」なら見積もりは厳しくできるのではないか。
「工程を守らなくてもいい」は少し乱暴なので、「守れる確率が70%ぐらいの見積もり」でどうでしょうか?
プロジェクトマネージャがトラブル対策をしっかり立てて、理解してもらったうえで。
そんな仮説です。
実証する機会がありそうなので、伝え方を考えてみます。
※如何でしょうか?!
立場と役割によって、考え方が異なります。
全体を総合的総括的に捉えた上で、自分の立場・役割を全うするようにしたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
Posted by makishing at
08:23
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