2018年05月07日

池田泉州『筋肉質な経営』使命


今日は、読売新聞5月1日経済面より【池田泉州『筋肉質な経営』使命】を紹介致します。





池田泉州ホールディングス次期社長

鵜川 淳氏(61)


「君しかおらん」。今年3月、同じ旧池田銀行出身の藤田博久社長から後任を打診された。これまで2009年の経営統合に伴うシステム更新などの大プロジェクトを任されてきた。今回の使命は、無駄のない「筋肉質」の銀行にし、次の世代にバトンを渡すことだ。

17年9月中間連結決算で本業のもうけを示す業務純益が経営統合後、初めて赤字になった。多くの保有する外国債の価格下落が響いた。加えて、日本銀行のマイナス金利政策で厳しい経営環境が続く。難しい課題を抱える中、システム更新のほか、企画や営業などの経験が評価され、「広い視野を持ち、最適な人物」(藤田氏)として、社長の起用につながった。

4月に近畿大阪銀行と関西アーバン銀行、みなと銀行が統合し、関西みらいフィナンシャルグループが誕生した。「隣の敷地に大きな家を建てられたが、隣の家の芝の色を気にしても仕方がない」と意に介さない。

趣味は「宝塚歌劇」の鑑賞で、周囲は「男性では行内一のファン」と言う。使命達成に向け、どのような“脚本”を描くのか。その手腕が注目される。





※池田泉州銀行は、関西圏では、とても頑張っておられる銀行だと思っています。

銀行に限らず、企業経営を始めとする組織経営は、トップが誰で、どのような手腕を以て実績を創造するかに、かかってくると思います。

業界全体が厳しくなっている中、新しい池田泉州に、期待していきたいと思います。
  


Posted by makishing at 05:23Comments(2)