2018年05月15日

大手企業の3 月期決算


今日は、5月12日の読売新聞、経済面より【大手企業の3月期決算】の一部を紹介致します。





価格変動が激しい石油化学業界で、利益率の高い製品に注力したのが旭化成だ。柴田専務執行役員は(5月)11日の決算記者会見で「高付加価値品が好調で、非常に良い決算になった」と述べた。連結売上は初の2兆円を超え、利益も過去最高を更新した。

電機業界の日立製作所は最終利益が前期比57%増の3629億円。日立は08年のリーマン・ショック直後7000億円を超える最終赤字を計上。本業に注力するためグループを再編し、売上高が減っても利益が増える体質になった。ソニーも、テレビなどの商品群を高価格帯に絞り、画像センサーなど得意分野に重点投資した。

自動車業界では、トヨタ自動車やホンダなどが過去最高の最終利益だった。中国やインドなどアジア市場の成長を取り込んだ。

ただ、多くの企業は19年3月期の業績予想を慎重に見積もっており、最終利益は3年ぶりの減益となる見通しとなった。





※大手企業の3月期決算は、このような形でした。

主な業界の業績を天気でも表すと、自動車・電機・卸売が晴れ、陸運業が曇り、医薬品が雨となっていました。

企業心理を不安視させているのは、年明け以降の不安定な金融市場の動きとトランプ大統領の政策と、なっていました。

中小企業が、この状況を踏まえ、どう乗り越えるかは、各社の独自性・独創性を育てる部分も不可欠と感じます。

本日も、ありがとうございました。
  


Posted by makishing at 06:08Comments(2)