2018年05月20日
約束支えに闘い続けた
今日は、4月14日の朝日新聞の記事『若い世代、こう思う』より【約束支えに闘い続けた】を紹介致します。
【約束支えに闘い続けた】
元プロボクサー・俳優
ガッツ石松さん
栃木の田舎の雨漏りする家で育った。中2の時、保護観察処分になった。裁判所を出ると、父ちゃんが生まれて初めてラーメン屋に連れていってくれた。金がないから1杯しか頼めない。俺が一人で食べてしまった後、父ちゃんはどんぶりに水を注いでうまそうに飲み干した。
帰りのバスの中、窓に映る自分の顔をじっと見て約束した。「こんなんじゃいけない。ボクシングでいっぱしの男になる」
中学卒業の2日後、工事現場で働く母ちゃんにサヨナラしにいった。ススで真っ黒になった手から、くしゃくしゃの千円札を渡してくれたよ。「何倍にもして、家を建て替えてやる」。そう誓って東京に出た。
世界をとるまで11回負けた。でも、俺はあきらめなかった。自分との約束を心の支えにして、リングに立ち続けたんだ。
※ストレートに入ってきました。
皆様は、どうお感じに、なりましたか?!
Posted by makishing at
05:52
│Comments(2)