2018年05月30日

「お前の右手を見よ!」


今日は、数日前に受けた研修の中の資料で、幼児ヴァイオリニストの才能教育者である、鈴木鎮一氏の著書『愛に生きる』より【「お前の右手を見よ!」】を紹介致します(左利きの方は右と左を入れ替えてお読みください)。





自分の能力を育てるのはだれか。
生まれつきで能力は育っていくのではない。
それは自分だ。
みんな自分が自分を育てるのだ。
自分の能力を作ろうとしないで、能力がないと嘆くのをやめよ。


おまえの左手は右手にはるかに劣っている。
遊ばせておいたからだ。
同じお前の左右二つの手でさえ、ふんだんに訓練をしている方としなかった方とではこうも違う。
おまえ自身の人間としての能力も同じことだ。
育つようにしてやりもしないで、生まれつき駄目だと考えるのは、おまえの愚かさだ。


右の手を見よ。
おまえ自身をそのように毎日訓練すれば、力が生まれ、感覚が育ち、おまえの能力が育ってくる。
おまえの右手の、左手にまさる能力は他人が作ったものではない。
おまえが自分自身で作ったのだ。
生まれたときは、左手との優劣はなかった。それがこうも違ってくることを思え。
いかなる能力も、生まれつきで発揮されることはない。
自分で育てる努力をするとき、能力は作られていく。
作るのは自分自身だ。
右手はそれを知っている。

右手の非凡の能力はどうしてできたか。
繰り返しやったからだ。
人間として非凡になることも、その方法は同じことだ。
できたことも、それでやめては身につかない。
できたことをもう一度やってでき、またやってもっとでき、さらにやってもっと立派にでき・・・というように、できたことを繰り返す。
非凡はそこに生まれ、左手に対する右手と同じように、他人よりはるかに力があると言うことになるのだ。





※如何でしたでしょうか?!

一言で表現すると“私たちは練習不足”という事だと感じます。

「これでもかー!」と思って、練習を繰り返していきたいと、思います。

思うようにならないと思って嘆いている人は、この文章をしっかり読んでいきましょう!
  


Posted by makishing at 06:12Comments(2)