2018年06月08日

ロドリゲスを止めろ

今日は、読売新聞6月6日スポーツ面より【ロドリゲスを止めろ】を紹介致します。





サッカー・ワールドカップロシア大会で、日本がグループリーグH組で対戦するコロンビア、セネガル、ポーランドは、いずれも世界トップクラスの名手を擁している。各大陸予選の分析から、その実力を読み解く。初戦で当たるコロンビアのエース、MFロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)。



18試合の長丁場である南米予選で、前回W杯得点王(6得点)の26歳は13試合に出場した。6得点、4アシストと10点に絡み、シュート46本、ラストパス(シュートに直接つながるパス)は28本、クロス35本。チャンスにかかわる数値は、いずれもチーム最高だった。

パスを受けた数599、ドリブル53回も1位で、南米予選4位となったチームで担う役割の大きさは容易に分かる。パス出しをした地点はやや右寄りからが多いが、アシストの位置は左右に分かれ、自陣からのラストパスも3本と自由自在の万能型といえる。

ロドリゲスへパスを送った数は、MFのC・サンチェスが最多の72回で、ホットラインを分断できるかも、日本にとっては重要になりそうだ。

FWファルカオは予選8試合出場2得点にとどまったが、出た試合で相手陣内で行った空中戦数はトップの35回を記録した。一方、チームがセットプレー以外で喫した計9失点はいずれも、ボールを失って20秒以内で、速攻にもろさを見せる傾向がうかがえる。





※いよいよ、ワールドカップが始まります。

前回得点王で、バイエルン・ミュンヘンの顔でもあるロドリゲス。彼の動きをいかに封鎖できるかが、コロンビア戦突破の鍵になると、思われます。

そして、最後の一文にある“速攻に弱点”が、得点できるポイントだと思います。

過去に、速攻に強いチームが優勝したケースもあり、楽しみです。
  


Posted by makishing at 10:47Comments(2)