2018年08月15日

『錦織圭の憂鬱』から学ぶ事


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【『錦織圭の憂鬱』から学ぶ事】を紹介致します。





プロテニスプレイヤーの錦織圭さんが、プロデビューを目指し、アメリカで練習の日々を送っていた時のこと。

彼がいたのは、IMGアカデミーと言う超名門。

プロを目指す少年少女の中でも優秀で、トッププロになる可能性ある子だけが大げさではなく、世界中から集まってきます。


そんなスクールで、錦織圭さんは、同世代のプレイヤーと練習パートナーになり日々、汗を流していました。

当然、2人とも、目指すは将来、トッププロになること。


そんな日々が続いたある日、錦織さんは、コーチにこんなことを言ったそうです。

「もうIMGを辞めます。プロになるのも諦めて、日本に帰ります」


コーチは驚き、その理由を聞くと


「どんなに努力しても、才能というのがあるのがよくわかりました。一緒に練習をしているパートナーの彼のような選手がトッププロになるんだ、と。彼との差が広がるばかりなので」


その時、コーチは、こんな提案をしたそうです。

「圭の気持ちはよくわかった。最後に、いつもの練習パートナーと記念に試合をしてから帰ったらどうだ?」


そして、2人で試合をした結果、、、


錦織圭さんが、圧勝。



パートナーが手を抜いたわけではありません(笑)。


コーチには、錦織さんの方が成長著しく、圧倒的に実力をつけていることが分かっていたそうです。


でも、錦織さん本人は、自分には才能がない、、、と、思っていた。



これ、私は、2つのことを教えてくれていると思っています。


1つ目は、「自分で、自分の実力を見極めるのは難しい」ということ。


客観的に、自分を見てくれる人の存在がとても大切、と言うことですね。


2つ目は、「実戦に出ることの大切さ」


どんなに準備を続けても、それだけで自信をつけるのは難しいのかもしれません。


逆に言えば、準備の中で培っただけの自信は、実戦をしたら、すぐになくなってしまうかも。


どんどん実戦する。

でも、その結果に一喜一憂せずに、信頼できる人の客観的な意見も聞きながらブラッシュアップを続ける。


自分が望む成果を出すにはこれしかないのかもしれません。





※コーチの一言が無かったら、今ごろ“世界の錦織圭選手”は、存在していなかったかも、しれませんね。

素晴らしい実話です。これを読んだ私たちは、何をしないといけないのか、今一度、考えて行動しましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
  


Posted by makishing at 07:36Comments(2)