2018年09月25日

《経営は手品ではない》


今日は、松下幸之助さんの“幸之助語録”第20弾です。





《経営は手品ではない》



「経営者というものは、知識は最高でなくてもかまわない。けれども、真実にもとづいて経営をしなければならないという使命感だけは、誰にも負けないものをもっていなければいけない。それで皆が働いてくれるのだと思います」



経営者は、話し方の上手下手は別にして、常にそのときの真実を訴えなければいけない。知識や技術で経営しようとしても、一応の仕事はできるけれど、総合の経営の頂点には立てない。

「3ヶ月前にあなたが言ったことと違うではないか。豹変している」と非難されても、それが真実であれば、かまわないと思う。便宜上の言葉では迫力もないが、真実を語れば、きのうと違った言葉でも説得力は生まれる。

経営というものは手品ではなく、ひとつひとつをキチンと正しくやり、やがてそれで信頼してもらうということに尽きる。





※第20弾は、半年以上あきました。

〔真実〕という言葉が、4回も出てきました。

これを知り、これを語り、これを見続ける事が、永続的成功を産み出していけるのだと、感じました。

ありがとうございました。
  


Posted by makishing at 05:54Comments(2)