2018年10月02日

里親の現状と課題


今日は、読売新聞9月24日、社会保障面より【里親の現状と課題】の一部分を抜粋して紹介致します。





虐待や経済的な事情などで親元で暮らせない子どもを育てる里親。

里親になっている人はどんな人なのか。厚生労働省の調査(2013年)によると、子どもを預かっている里親の年齢は50歳代が最も多かった。実際に子どもを預かる期間は平均約4年という。

日本財団が行った調査(17年)によると、里親になってみたい理由は、「家庭を必要とする子どもを助けたいから」(70.7%)が最も多かった。

子どもを預かると、月8万6000円(1人目の場合)の手当のほか、医療費や生活費なども支給される。

だが、こうした経済的なサポートがあるといった制度の理解があまり進んでいないのが実情。

責任の重さもあり、里親のなり手は慢性的に不足している。



◇里親になってみたい理由◇

・家庭を必要とする子どもを助けたいから〔70.7%〕
・子どもが好きだから〔47.6%〕
・社会貢献をしたいから〔38.7%〕
・実子の子育てが終わったから〔29.0%〕
・子育てをしたいから〔25.4%〕
・実子がいないから〔19.7%〕
・自分にもできそうだと思ったから〔18.7%〕
・時間に余裕ができたから〔17.9%〕
・経済的に余裕があるから〔10.4%〕
・補助金がでるから〔4.6%〕
・その他〔1.7%〕





※少子化が進む日本国内においては、このような制度を利用する事で、里親になってもらう人が増えていくのが、理想だと思います。
  


Posted by makishing at 08:16Comments(2)