2019年01月06日

日本の未来について考えたい方へオススメしたい本とは?

今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【日本の未来について考えたい方にオススメしたい本とは?】を紹介致します。





最近では資本主義経済に偏った社会、働き方に対する疑問も増え、新しい生き方、働き方、日本の未来を語る機会も、より増えているように思います。

そんな中、話題として都会と田舎、中央と地方、お金と想い、ITと自然といった対立軸は分かりやすいので目につきますが、どうも一方的に否定しているだけの意見も目立ちます。
 
否定されるのは資本主義であり、都会であり、ITであることが多いのですが、盲目的に、感情的に否定するのではなく特性を分かった上でどちらも活かしていく。
 
これからの日本を考える上ではそんな視点、感性がとても重要だと感じています。
 

そういった意味で今回オススメしたい本は相反すると思える事柄を繋ぎ合わせる視点を育める本ばかりです。
 
ぜひ読んでみてくださいね。




まず、1冊目です。

「日本再興戦略」
落合陽一著/幻冬舎 /2018/254P
http://amzn.asia/3emytk2
 
こちらは、今やビジネスシーンでも取り上げられることの多い落合陽一さんという方が書いています。
 
今の日本が捨てるべきこと(今は合わないのに続けていること)、強化すること・始めるべきことについて書いてあります。
 
彼の提唱する日本の未来ビジョンのベクトルは、従来の資本主義的な数字だけを追うのではなく、文化や言語化できない東洋的思想を重視していくものです。
 
また、上記のビジョンのベクトルに欠かせない要素としてテクノロジー(ICTなど)を取り上げており、VRなどの技術が発達していくことが私たちの生活をどう変えるのか地方と都市の関係がどう変わるのかなどについて書かれています。
 
そして、むしろこれからはアナログ・自然への回帰というよりデジタル・ICTとセットのアナログ・自然というのが当たり前になってくる。
 
そんな内容が印象的です。
 
まずはこの本を読むことをオススメします!
 




次に2冊目です。
 
「アートは資本主義の行方を予言する」
〜画商が語る戦後七十年の美術潮流〜
山本豊津著/PHP新書/2015/218P
http://amzn.asia/6b6jLbO
 
お金の勉強をしていく中で湧いた疑問があります。
 
それは「価値は何か」という疑問です。
 
私のこの疑問に対して、大きなヒントをくれたのがこの本です。
 
例えば、私たちは紙幣を使いますが、1万円札の原価は印刷代と紙代で22円だそうです。
 
22円の紙幣が1万円として交換できるのは、なぜでしょうか。
 
また、現代アートの、ある作品は、キャンバスにカッターで切り込みをいれただけのものなのですが、1億4000万円になっています。
 
こちらも原価は数千円でしょう。
  
この2つの例は、価値とは何かについて理解を深める上で、大きなヒントになるものであり、私たちが生活する中で大いに影響を受けている資本主義の構造について理解することにも役立ちます。
 
著者は、日本で最初の現代美術の画廊創業者の長男として、日本や世界の芸術の流れを見続けてきた方です。
 
美術というと、鑑賞するものというイメージが強いかもしれませんが、実は社会において大きな影響力を持っているものです。
 
この本を読むことで、資本主義経済の構造を面白く理解することができ、ただ何となく嫌な感覚がするだけではなく、うまく付き合うヒントを得ることができます。




最後に、3冊目です。
 
「発酵文化人類学」
小倉ヒラク著/木楽舎/2017/384P
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ものすごい本です!
 
著者はもともとデザイナーでありながら約10年以上、発酵に関わってきた方です。
 
先に紹介した2冊を読んでいただくと分かるのですがこれからの社会では
 
1)お金に換算されてない価値を見つけ守っていくこと
2)すでにお金に換算されているため、その本質的な価値に気づきにくくなっているものの価値を再定義すること
  
が重要と言えるでしょう。
 
そういった意味で文化と言えるものにはそれらがたくさんあるように思います。
 
この本のテーマとなっている味噌や醤油、酒を代表とする「発酵」は、まさに文化と言えるものであり、一度は学んでおいて決して損はない分野です。
 
とはいえ、何か惹かれるものがあっても、作り方自体にはイマイチ興味を持てないと感じている人にはこの本をぜひオススメしたいです。
 
また、すでに慣れ親しんだ方でも、全く違う視点で「発酵」について理解を深めることができます。
 
ぜひ読んでみてくださいね!





※今回はオススメの本のご紹介でした。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
  


Posted by makishing at 07:46Comments(0)