2019年05月04日

9割赤字の業界で圧倒的な高収益


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【9割赤字の業界で圧倒的な高収益】を紹介致します。





9割の企業が赤字の業界があるのをご存知ですか?

タクシー業界です。

地方のタクシー会社の9割が赤字と言われています。

考えてみると、23区内の移動では、比較的使われることが多いタクシーですが、地方ではあまり使われることがないのかもしれません。

私は愛知出身ですが、名古屋を離れると、車が手放せない地域は多いです。

地元の人は自家用車で移動しているので、タクシーを使う機会は、あまりありません。

ですから、地方のタクシー会社は都会に比べてかなり小さい市場で経営をしているんです。

結果として、赤字に転落してしまう会社が多くなります。

ところが、そんな地方のタクシー業界の中で圧倒的な高収益を上げている会社があります。

それが長野県の中央タクシーさんです。

そんな厳しい、タクシー業界で高収益をあげているのなら、さぞかし厳しいノルマを設定したり細かくドライバーを管理しているのだろう・・・

そう思った方もいたかもしれません。

しかし、実際には、ドライバーに課されたルールは3つだけ。

「雨の日の傘」

「人手によるドアの開け閉め」

「乗車時の自己紹介」

それ以外は、どんなサービスを提供するか?をすべてドライバーに委ねているそうです。

足が不自由なお年寄りは車から玄関までドライバーの方につかまって行くこともあります。

それも、誰が指示したわけでもなくドライバーが自主的に、お手伝いしているのです。

他にも、重い荷物があれば、玄関先までドライバーが運んであげたりすることもあるそうです。

これもドライバーが自発的にしています。

こうしたサービスを提供し続けているので、お客様から感謝のお手紙が会社に沢山届くそうです。

素晴らしいですよね。

しかも、中央タクシーさんは、車両数120台あまりにもかかわらず、売上約13億5,000万円。

県内ナンバー1の売上実績(2016年度)を誇ります。

タクシー1台あたりの売上でみると、地元の相場は月に40万円。

中央タクシーさんは100万円で他社の約2.5倍です。

中央タクシーさんは、いいサービスを提供して、お客様から感謝され、高収益を上げているという理想的な経営をされています。

その結果、タクシー業界の平均離職率が20〜30%と言われる中、中央タクシーさんでは、1.5%という驚異的な定着率を実現しています。

それでは今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。





※何かと問題も少なくないタクシー業界の中で、このタクシー会社さんは、素晴らしいです。

『何をすると、喜んでくれるのか』の原点が、ここにもあるように感じました。
  


Posted by makishing at 08:14Comments(0)