2019年07月14日

星野リゾート代表が創業したビール会社


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【星野リゾート代表が創業したビール会社】を紹介致します。





【星野リゾート代表が創業したビール会社】


1994年に酒税法が改正され、日本でも小規模のビールメーカーが営業できるようになりました。


この改正によって1990年代後半に日本各地に地ビールメーカーが設立され、大手4社以外から発売されるビールが商品のラインナップとして追加されました。


大手4社から発売されるビールは低温で比較的長時間発酵させたタイプの「ラガー」と呼ばれる商品が多く、スッキリした味わいが特徴です。


これに対し、常温・短期間で発酵させた「エール」というタイプの商品があり、華やかな香りや豊かなコクが特徴のビールがあります。


このエールビールの魅力を伝える商品として「よなよなエール」というクラフトビールを主力商品として製造販売するメーカーが長野県佐久市にあります。


創業は、1996年で創業者は星野リゾートの代表者である星野佳路氏です。


星野氏が米国留学時代に日本ではまだ珍しかったエールビールを飲み、そのうまさに惚れ込み、長野県佐久市を拠点にメーカーを起業して製造しました。


味の評判も良かったのですが、地ビールのブームの追い風に乗り、創業と同時に売上が伸びていきました。


ところが、出荷量の増加と品質安定の両立がうまくいかず、地ビールの終焉の影響も受けて、売上が急激に落ち込みました。


2003年まで売上低下に歯止めがきかず一時期は事業の撤退も検討しましたが、2004年から逆転の道へと進みました。


そのきっかけは、通販サイトを使った販売戦略です。


社長や社員が前面に立ち、通販サイトを活用してビールづくりへの想いや美味しい飲み方を伝えました。


また他社がまねしないような「おもしろおかしい企画」や「サイトでスタッフが顔を出す」といった新たな取り組みも行いました。


多くの地ビールが低迷し、大衆向けに味を変更している中、同社は100人のうち1人の人に熱狂的なファンが出来ればよい、と考え商品を改良しました。


また、一般的な通販では定型文で面白味のないメールマガジンが発行されていたのに対し、同社は担当者のビールの想いや趣味の話など個性的な内容を発信し、ファンを増やして売上が復活していきました。


もともと星野社長から誘われ、長年同社の営業などを支えてきた井手直行氏が星野社長から2008年に社長のバトンを受け、そこから新たな商品作りを展開し、「水曜日のネコ」「インドの赤鬼」「東京ブラック」などのような個性的な商品が発売され、一定層のファンの獲得に成功しています。


その結果、クラフトビールの中でシェアNo1を獲得するにまで至りました。


ちなみに、同社の商品名は固定的で、ありきたりな名前だと大手商品に埋もれてしまうことを懸念して考えているとのこと。


よなよなエールは、創業者の星野氏が「いままでにないエールビールをよなよな(毎晩毎晩)飲んでほしい」と思い、ネーミングを考えたそうです。


ネーミングも含め、同社の新商品には、これからも注目していきたいと思います。





※地ビールは、何年か前に、一旦流行りが終わったように思いましたが、クラフトビールというネーミングで復活しました。

最初の地ビールブームから、危機を脱して今も人気を博しているのが、星野社長の『よなよなエール』なのですね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
  


Posted by makishing at 10:12Comments(0)