2019年08月04日

毎年増える、日本の“世界遺産”


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【毎年増える、日本の“世界遺産”】を紹介致します。





【毎年増える、日本の“世界遺産”】


日本の世界遺産の数、ご存じでしょうか?

今回の百舌鳥・古市古墳群登録で文化遺産は19、4つの自然遺産と合わせ、国内の世界遺産は合計23件となりました。

世界遺産は、世界遺産条約(1972年採択)に基づいて、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つと認められた遺跡、景観、自然などが登録されます。
世界全体では今回の委員会開催前の時点で、1092件の世界遺産が登録されています(条約締約国193カ国)。

日本では1993年12月、法隆寺地域の仏教建造物(奈良)、姫路城(兵庫)が世界文化遺産に初めて登録されました。
そして、今回の登録により、2013年の「富士山」(山梨、静岡両県)以来、7年連続での世界遺産登録となりました。

2013年「富士山−信仰の対象と芸術の源泉(山梨、静岡)」
2014年「富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬)」
2015年「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、山口、岩手、静岡)」
2016年「ル・コルビュジエの建築作品−近代建築への顕著な貢献−(国立西洋美術館=東京)」
2017年「神宿る島 宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡)」
2018年「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(長崎、熊本)」
2019年「百舌鳥・古市古墳群(大阪)」


世界遺産の指定には、十分に魅力的あるいは文化的な多様性や普遍的な価値があるかが問われることはもちろん、史跡や自然の保護のための環境や法律が十分に整えられていなければなりません。
さらに、世界での登録は1000件を超えているため、その価値を低下させないため、審査の目が厳しさを増しています。

国内に、そんな厳しい条件をクリアした素晴らしい財産が23件もあるということです。古くから高い技術力を持っていたことを再確認できる文化遺産、個性ある自然美を堪能できる自然遺産、どの世界遺産にもそれぞれの固有の価値を有しています。

夏休みにこれといった計画がまだない方は、日本の世界遺産をめぐる旅はいかがでしょう。
時節により多様な表情を見せる変化に富んだ自然、そしてその自然に培われた感性に根差した文化に触れることで、これまで気づけなかった、日本の新しい魅力が発見できるかもしません。





※ずっと連続で、毎年、世界遺産の登録がなされている日本。

素晴らしく、美しい国に住んでいることを、誇りに思います。
  


Posted by makishing at 07:03Comments(0)