2019年08月05日

内定辞退率予測、企業に販売


今日は、読売新聞8月2日(金)社会面より【内定辞退率予測、企業に販売】を紹介致します。





大手就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京)が、サイトに登録した学生の「内定を辞退する確率」を人工知能(AI)で予測し、企業に販売していたことが(8月)1日、わかった。同社は、登録時の規約で学生の同意を得ていたと説明しているが、7月上旬、政府の個人情報保護委員会から、学生への説明が分かりにくいとの指摘を受けたことなどから、同31日に販売を一時休止した。

同社によると、リクナビには毎年約80万人の学生が登録。学生は企業の採用情報を閲覧したり、サイトを通じて企業に書類を提出したりしている。

同社は2018年から、学生がサイト内でどの企業のページを閲覧したかの記録を収集。これをAIに分析させ、学生の「選考や内定を辞退する確率」を5段階で予測し、個人ごとに予測したデータを38社に販売したという。

個人情報保護法では、個人情報の外部への提供には本人の同意が義務付けられている。リクナビは学生が登録する際、閲覧した記録などは企業に情報提供されることがあるものの、選考に使われることはない、とする規約を表示し、同意ボタンを押させていた。





※確かに、企業は欲しい情報だとは思います。

個人情報保護の見地から見れば、販売中止は妥当だと感じます。

データを参考にしなくても良い、魅力ある企業風土を創造していきたいものです。
  


Posted by makishing at 05:59Comments(0)