2019年08月08日
アリが行列をつくっているのはなぜ?
今日は、書籍『子どもの「なんで?」に答えます!』(発行・発売:(株)アントレックス)の中から【アリが行列をつくっているのはなぜ?】を紹介致します。
【アリが行列をつくっているのはなぜ?】
A:えさを見つけたアリが、道しるべをつけながら巣にもどり、この道しるべをたよりに仲間がえさに集まって巣にもどるから、行列ができます。
アリが行列をつくるのは、仲間のアリだけがわかる道しるべがあるからです。
えさを見つけたアリは、えさを小さくちぎって口にくわえて巣に運びます。このとき、おなかの先からにおいのある液を出して、道しるべをつけます。においのある液は、アリの体の中でつくられる「道しるべフェロモン」です。この「道しるべフェロモン」をたよりに、仲間はえさのある場所にたどり着くことができ、えさを巣に運ぶので行列ができます。
道しるべフェロモンは、時間がたつと蒸発して、においも消えてしまいます。そのため、えさを運び終えるころには、においが消えてしまい、アリの行列もなくなってしまいます。
アリの行列は、どの種類のアリでもつくるわけではありません。行列をつくるのは、何十ぴきも集まってえさを運ぶ種類のアリだけです。
※子どもの頃、外で遊んでいて、ふと見つけたりしていた〔アリの行列〕は、このようなメカニズムで出来ていたのを、この文章を読む迄は、全く知りませんでした。
本日も、ありがとうございました。
Posted by makishing at
07:15
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