2020年02月22日

横浜マリノス社長の『クライフつながり』


今日は、2月11日(火)日本経済新聞、文化面より【横浜マリノス社長の『クライフつながり』を紹介致します。





欧州人でもビジネス界には意外にサッカー好きが少ない。5年前、日産と独ダイムラーが設立した合弁会社の最高経営責任者としてメキシコに赴任したとき、当時ダイムラーの広報担当だったハン・ティハンは貴重な存在だった。「知らないだろう」と思って私のヒーローであるオランダのヨハン・クライフの話をしたら、自分はオランダ人で、しかも友人だと言うから驚いた。

「ただ、勝つだけでなく、面白いサッカーをして勝つのが大事だ」。ハンは口癖のように言っていた。夕食をともにすると、仕事の話はそっちのけ。昔、世を席巻したオランダのトータルフットボールこそ、ベストだと疑わない我々は、面白いサッカーで観客の心をつかむことがいかに大切かをよく語り合った。

ニューヨーク在住の彼とはメールでやりとりしていて「最近は欧州でもつまらないサッカーが多い」と嘆いている。なかなかJリーグは見られないようだが、横浜F・マリノスの超攻撃的サッカーには期待してくれている。昨季J1優勝を果たし、強さと面白さを両立したチームに感動して「クライフも誇りに思っていることだろう」とお祝いメールを届けてくれた。ハンに誇れるような、観客を魅了するサッカーを続けていきたい。(黒澤良二=横浜マリノス社長)





※私は、中高とサッカー部でした。

オレンジ色のユニフォームのオランダチームの中で、ヨハン・クライフ選手が大好きでした。

今年のJリーグも、無事、開幕しました。

素晴らしいドラマを、期待しています。  


Posted by makishing at 09:20Comments(0)