2020年02月29日

DXって何?という状況ならすでに周回遅れ!


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガ〔デジタル時代のビジネス通信〕の中から【DXって何?という状況ならすでに周回遅れ!】を紹介致します。





DXという言葉、ご存じですよね? 「デラックス」ではないですよ。 「デジタル・トランスフォーメーション」です。

英語圏では、Tranceformation(変化・変容)のことを「X」と表現するからDXです。

もし、そんな言葉初めて聞いた・・・のであればすでに世間の動きから周回してますよ。 すでに私たちの身の回りでガンガン進んでいる変化を言い表している、とても重要なキーワードですからね。

ではこのDXというのは、一体どういう変化のことを表しているのでしょうか? まずは分かりやすい例を挙げて、説明してみましょう。

「写真を撮って友達に送る」という行為について、一昔を思い出してみてください。 こんな感じでしたよね。 1.フィルムを買って、カメラ内にセットしておく 2.カメラを持参する 3.撮影する 4.フィルムを取り出し現像に出す 5.業者が暗室で現像する 6.ネガを紙にプリントする 7.できた写真を取りに行き、お金を払って受け取る 8.友達の写真を封筒に入れ、切手を貼って投函する 9.郵便局が配達してくれる 10.写真が届く 早くて数日、ボチボチやると1か月ほどかかって、やっと「課題」が解決できます。

この流れが、今はこのようになってます。 1.スマホで撮影する 2.なんらかの無線通信サービスを使って友達に送る 3.写真が届く 1分以内にこの「課題」は解決します。 しかも実質無料です。

まるで別の行為になっていることがお分かりだと思います。 これがDX(デジタル・トランスフォーメーション)です。 仕組みが川上から川下までデジタル化されることによって、これまでの概念がすっかり変わってしまうほどの変化を起こします。

この流れの中で、人もモノも金も激変を強いられてきています。 フィルム製造会社はどうなったのか? フィルムカメラを作っていた工場や、そこで働いていた人は? 街のどこにでもあった、写真プリントサービスのお店はどこにいった? 少し考えただけでも上記のような疑問が出てきて、「ああ、大変だったろうなぁ・・・」と感慨もひとしおです。

まだまだ身近にDXの例はありますよ。 ・切符を買わずに電車に乗る ・タダで誰とでも通話(電話)やチャットが可能に ・図書館不要、辞書不要、紙資料不要、知識はすべて瞬時にゲット ・お金を払わずにスマホでモノを買う ・モノやサービスは所有せず、サブスクリプションで使う などなど。

今もっとも激しい勢いでDXを推し進めているのが自動車業界です。 ・運転者がいらない ・ネットとAIがすべてをコントロールする ・「エンジン」がなくなり「モーター」に ・クルマが移動手段だけでなくエネルギー貯蔵設備にもなる ・クルマを所有しなくても自由に使える こういう世界がもうほとんど現実です。

そしてこれからさらにDX化は加速していきます。 皆さんも、すでにこの大きなウェーブの影響を受けています。 これからもっと自分事として、ビジネスを見直さざるを得ない状況になることは間違いないのです。 その準備はできていますか? 覚悟はできていますか? すでに行動していますか? それとも「座して死を待つ」・・・でいきますか?

選択はあなたの自由です。 しかし、同じならこの大きな変化をポジティブに受け止めて、それを楽しみたいものです。





※如何でしたでしょうか!?

事例を交えた、とても解りやすい文章です。

時代の流れは、何百倍速で変化していると、言われています。

今している事が、このままでいいのかを考える時代に、突入しています。

最後まで、お読みくださり、ありがとうございました。  


Posted by makishing at 08:31Comments(0)