2020年06月06日

夏場でも快適なマスク 


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【夏場でも快適なマスク】(一部分、省略)を紹介致します。





【夏場でも快適なマスク】


先日、マスク製造の最大手ユニ・チャームが今秋に向けて増産体制を整えている
というニュースが流れていました。

今日は、ユニ・チャームのマスクに関する商品の紹介をしたいと思います。

ユニ・チャームのマスクと言えば、スキマを作らないようにフィットする「超立体マスク」や長時間装着したままでも耳が痛くない「超快適マスク」があります。

マスクを長時間装着したときの課題と言えば、耳が痛くなるという点もありますが、自分の息がマスクの内側でこもることで起こる「息ムレ」という課題もあります。

この息ムレを解消するマスクとして同社が開発したのは、「超快適マスク 息ムレクリアタイプ」という商品です。

この商品の最大の特徴は、内側にメッシュガーゼを施したことです。

表側の超息楽フィルターでウィルスをブロックしつつ、息はきちんと抜けるため、ムレが気になりません。

同社は、商品の開発にあたり、「メガネのレンズが曇らないようにしてほしい」「息をしやすくしてほしい」といったニーズに答えるべく、当初は、マスクの素材である不織布の目を粗くするというアイデアで商品を作ろうと試みました。

ただ、単に目を粗くするだけでは、ユーザーが価値を実感できるレベルに達することができなかったため、他の手段を検討することにしました。

その結果、肌触りの良さ、通気性の高さから、肌と接触する部分にガーゼを使うという発想に切り替えることになりました。

新しいアイデアでは、表側に不織布を使い、内側にガーゼを用いて両者を結合させる必要があります。

ところが、同社は、今までガーゼを扱ったことがなく、ガーゼがコシがなく熱加工が難しいという課題に直面しました。

マスクの部位によっては強度が必要なため熱をかけてシールすることにしました。

また、強度が必要なところと、そうでないところの温度を変え、強度が必要なところは高温で融着してガーゼと不織布を一体化させることにしました。

また、ガーゼは長時間装着していると毛羽立ってしまい、かゆく感じることがあります。

そこで、ガーゼが一番肌と触れ毛羽立ちやすいところには不織布を当て、毛羽立ちによるかゆみを防止するといった工夫も盛り込みました。

このように完成した商品を「超快適マスク 息ムレクリアタイプ」と名付けて、2018年1月に発売を開始しました。


<超快適マスク 息ムレクリアタイプの商品サイト>
http://www.unicharm.co.jp/mask/products/pleats-ikimure.html


従来、マスクの需要期と言えば、風邪、インフルエンザ、花粉症の時期と重なって冬や春で、夏は閑散期でした。

しかし、2018年は酷暑でエアコンによる室内の空気の乾燥から肌や喉の乾きを防ぐというニーズが多く、主に女性から好評を博したヒット商品となりました。

今から夏に向けて暖かくなっていきますので、同商品の活躍の場も多いと思います。





※これからの生活は、マスクが必須になるかもしれません。

ユニ・チャームの活躍を、大いに期待しております。  


Posted by makishing at 09:49Comments(0)