2009年07月12日

【病気もチャンス】



ある本からの抜粋で、要約したものです。



『病気になったら』という詩があります。

とても前向きで明るい気持ちになります。

作者は、東京在住の晴佐久昌英さんという神父さん。

長い詩なので、冒頭だけ御紹介致します。



《病気になったら》

病気になったら どんどん泣こう

痛くて眠れないと言って泣き

手術がこわいと言って涙ぐみ

死にたくないよと言って めそめそしよう

恥も外聞もいらない

いつものやせ我慢や見栄っぱりを捨て

かっこわるく涙をこぼそう

またとないチャンスをもらったのだ

自分の弱さをそのまま受け入れるチャンスを

(晴佐久昌英著『恵みのとき病気になったら』サンマーク出版)



なぜ、人は病気になるのでしょうか。

なぜ、突然病気になるのでしょうか。


その人が悪いことをしたから、なるのではないと思います。


何かの罰として、なるのではないと思います。


病気になれば、辛い思い、苦しい状態を耐えねばなりません。


病気なんかなりたくない。病気になったら、早く治りたい。


誰でも、そう思います。


それでも、もしかすると、病気とともにチャンスが与えられているのかもしれません。


病気になれば、いろいろなことに気づくものです。


これまで当たり前のように、受け取っていた健康が、実は当たり前のものではなかったこと。


これまで当たり前のように送っていた日常生活が、実は当たり前のものではなかったこと。


病気と闘うときは、人生のチャンスなのかもしれません。


これまでの自分の生き方をゆっくりと時間をかけて振り返ることのできるチャンスなのかもしれません。


これまで独りで生きてきたのではなく、今も独りではないと知ることのできるチャンスなのかもしれません。


残りの人生を何の為に生きたら良いのか、ゆっくりと時間をかけて考えることのできるチャンスなのかもしれません。


人から愛され、人を愛することが、何にも勝るものだと知ることのできるチャンスなのかもしれません。




※入院された方を、御見舞いに訪問した時、同じような感想をおっしゃっておられました。読んで頂いた皆様、ありがとうございました。



Posted by makishing at 00:53│Comments(10)
この記事へのコメント
病気になっても、病人になるなといわれます
気持ちのもちようがとても大事です

ちなみに病気に対する考え方も、以前よりだいぶ変わってきました
以前は少し怪我をすると消毒薬を塗ったりしていましたが、そうすることで
自分のもつ免疫力を弱め、治りが遅くなることは最近は皆さんご存知です

病気は、自分の体を治すために出てくるかさぶたのようなもので、下手な治療(対処療法)をすると、治らなくなってしまいます
Posted by 尾上 正 at 2009年07月12日 06:47
今日、食道ガンの末期患者のお見舞いに行って来ます。

その人は、先週の検査で診断され、即日入院でかなりの精神的ダメージにも

関わらず、腹をきめて「必ず治ってみせる」と闘っています。医者もその姿に

真剣に対応し、「あなたに合う抗がん剤を必ず見つけるから、一緒に頑張ろ

う」と言われたそうです。

お見舞いに行って励ますつもりが、逆に勇気づけられるかも知れません。

有難うございます。
Posted by 北島 俊彦 at 2009年07月12日 07:19
尾上正様

訪問、ありがとうございます。『病気になっても、病人になるな』名言ですね。

『病は気から』なんですね。

免疫力を高める為の自然治癒力は、人間が元々持ち合わせている宝物ですね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年07月12日 08:34
北島俊彦様

訪問、ありがとうございます。

即日入院された方、物凄い精神力だと思います。とても立派です。

腹をきめて「必ず治ってみせる」と闘っておられるなら、必ず治ります。

京都(確か宇治の方)の、ある方は、10年以上前に脳に腫瘍が見つかりました。

その方は、勤めていた会社を辞め、残りの人生を好きな事をしようと決めました。

ずっとやりたかった、音楽ライブが出来るお店を持ち、夢を叶えました。そして、旧友たちと再びバンドを組んで、店の経営とバンド活動をスタートさせました。

すると、どうでしょう。脳にあった腫瘍がみるみるうちに小さくなり、やがて綺麗になくなってしまいました。その方は、今も勿論元気に、人生を謳歌しておられるそうです。

人間は、未知の可能性や能力を神様から頂いたのです。

御見舞いに行ったら、この話をしてあげて下さい。ひょっとすると、ご存知かもしれません。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年07月12日 08:49
 私も11年前に大きな病気になり、「死」と始めて向き合うことが出来ました。その時に二男が言ってくれた言葉、「お母さんにゆっくり休暇を神さんが与えてくれんたんやで。喜んで、ゆっくり休んで、自分の時間を作や・・」に元気をもらい、将来設計をその時、しっかり立てることが出来ました。
 人間生まれた時から、一生の運命が決まっている・・・とも言われています。魂の浄化のために試練として、病気にもなります。そう考えると、病気になることで、成長できますね。何事もポジティブ志向です。
ありがとうございます。
Posted by 杉山 久美子 at 2009年07月12日 11:10
杉山久美子様

訪問、ありがとうございます。二男の息子さんが言ってくれた言葉、素晴らしいです。お母様の子育てが良いからです。大病という、大きな転換期に将来設計を立てることが出来るのですね。
『魂の浄化のために試練として、病気になる』この言葉、初めて知りました。病気になることで、成長できるのは、そうした経験が強い人間にさせてくれるからに、他なりません。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年07月12日 12:27
今月の初め・・・7月5日(日曜日) 10時~18時まで
大阪市立中之島公会堂 大ホールにおいてセミナーを開催しました。

 「日本再生・・・こころと食生活」
日本全国から著名な医者 名医をお招きしてセミナーを開催しました
会場内は、ほんとうに聞いて欲しい人たちよりも
知識や経験や生活習慣も完璧な人たちばかりが参加していました

健康な人間に病気の話や健康の有難さは必要ないのかもしれない
大病をして初めて健康の有難さを知るのかもしれません。
Posted by 進藤幸男 at 2009年07月12日 15:38
進藤幸男様

訪問、ありがとうございます。

盛大なセミナーだったのですね。お疲れ様でした。

日本全国からの著名なお医者さんや名医さんに、御講話なさったのですね。

『医者の不養生』と言いますので、良かったかもしれません。病について、プロとしての備えが出来たのでは、ないでしょうか。

大病をして、健康のありがたさを知るのも良し、ならずに知るも、この上無しですね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年07月12日 16:26
お世話になります。

病気になって入院すると、つい、「何で俺だけ」という気持ちになってしまいます。自分のことしか考えていない証拠です。

ついつい、病気だったことをいろいろなことの言い訳に使ってしまったりします。

プラスに受け止めて治癒後をどう生きるかが大事なのですね。

有難うございました。
Posted by 徳永 光之 at 2009年07月12日 20:34
徳永光之様

訪問、ありがとうございます。

「何で俺だけ!」と言いたくなりますね。

言い訳は、良くないですよね。

受け入れる事、難しいですよね。

受け入れる事、出来ると成長出来ますね。

お互いに、切磋琢磨してまいりましょう。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年07月12日 22:27
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