2009年09月05日

ヒット商品の“売れるサイズ”

ある日の情報番組からです。

ヒット商品の儲かるサイズを徹底解明

商品には一番売れるサイズがあり、それよりも多い・少ないがある

☆儲かる幅は49ミリなのは、携帯電話の横幅

どこの携帯もこのサイズ

実際文字数学を打つ操作に快適じゃないといけない

1ミリ幅が違うサイズで変わってくる

☆22.5ミリは缶ビールの飲み口サイズを4ミリ増やした

缶から直接飲んでいる人は全体の57%

開発で5年かかった

幅アップで出てくるのが20%アップ

☆コクヨのノートは幅が短い

今までが規格サイズだったAB版を見直した

有効サイズは幅15センチで、手のひらは18センチで、開発した結果、14.5センチにして10円安くした

☆手摺の会社は、クネットジャパンが開発し、曲がっているサイズだけで儲かる

28.28センチが、ほとんどの階段に合わせる事が出来る

クネットは、日本やEU諸国で特許も持っている


☆儲かる体積190シーシー

ポッカにコーヒーが最初にこうした

元々のコーヒーサイズの120シーシーの1.5倍にした

☆TOTOのトイレタンクは3リットル、従来は13リットル

水道から直接引いた水2.5リットル、タンクから3リットルを効率よくした事で出来た

◎今後ヒットしそうな儲かるサイズは、16対9のテレビの地デジサイズ



※‘心地よいサイズ’は、全ての商品にある事、痛感しました。缶ビールの飲み口サイズには、驚きました。言われてみれば、少し大きくなっていましたね。携帯電話も、薄さは競争していますが、横幅が違うと利便性に欠けるのでしょうね。実際、私はこのブログも携帯電話から書いていますので、文字入力スピードは命ですが、横幅が49ミリで、とても心地よいです。



Posted by makishing at 07:30│Comments(6)
この記事へのコメント
おはようございます。
以前、何かでぼやっと聞いた記憶がありますが、あらためて教えていただくと
納得です。

持った感じ!飲んだ感じ!
そうですね。

TOTOのトイレタンクにはびっくりしました。

ひと工夫なのですね・・・・・・・・・・!

ありがとうございました。
Posted by 森本 at 2009年09月05日 09:27
森本様

訪問、ありがとうございます。

そうなんですよね。意外と意識していないですが、納得ですよね。

何でも、ひとひねり、ひと工夫ですね!

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年09月05日 09:52
お世話になります。

モノのサイズとヒットの関係、興味深いですね。
私は以前作る側の人間でしたので、サイズ決めは本当に苦労しました。

1mmの差で製造過程の歩留まりが極端に悪くなって大幅コストアップになtったりしますし、その逆もあります。

大事なのは、コスト削減のサイズ変更といった作る側の都合と、ユーザー目線での用途提案型サイズ決定がバランスしていることで、どちらが勝ってもいけません。

えらそうに言ってますが、最近になって思うことで、設計をしていた頃は作る側の都合でサイズを最終決定していました。

あとは、サイズ決定の根拠がいかにユーザーの心を鷲掴みにするかですね。
人は時々、理屈に合わない理屈に心惹かれるときがあります。

大好きなエピソードがあります。
オートバイのスズキがレースマシンの市販車版を発表したときの記者発表での話です。

記者から、なぜ今回の新商品のフレーム(骨組み)の径(太さ)はこうなっているのですか、という問いに開発者から一言
「レースマシンがそうだったからです」

レースマシンのスペックは公道では明らかにオーバースペックですから、全く理にかなっていません。
この市販車は大ヒットしました。

記者の質問への答えが「レースマシンはこうでしたが、市販車では計算の結果こうだったので、このようにしました」なら、ヒットしなかったでしょうね。

開発者の意気込みがユーザーの心を掴んだのでしょう。

少し長くなり、話も横にそれました。

この手の話題、熱くなってしまいます(笑)

有難うございました。
Posted by 徳永 光之 at 2009年09月05日 10:03
徳永光之様

訪問、ありがとうございます。

モノのサイズとヒットの関係、熱くなって頂き、嬉しいです。

製造現場の世界も、ちょっと違うだけで、歩留まりが極端に悪くなりますね。

‘作る側の都合とユーザー目線での決定’これは、絶対的に『顧客目線』ですね。これが、出来ているようで、難しいのですね。

ユーザーの心を鷲掴みに出来るよう、頑張りましょう。

毎日、熱くなってコメントして頂けるよう、頑張ります。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年09月05日 11:07
牧野さん、いつもお世話になっています。

サイズって、すごく関係があるんですね!!
最近の携帯、確かに幅はどれも同じですよね。
ヒットするのは、心地よさなんですね。
心地よさへの探求って本当に大切なんですね。

医療でのサイズっていうと、針の太さや、管の太さなんかですね。
献血ならこの針のサイズ、この状況ならこの管の太さって
根拠に基づいてなんで、直接心地よさとは違いますが、
ちゃんとしたデーターをとる事、効果をあげる事なんかを通して、
あとあとは心地よさにつながるんではないかなと感じました。

ありがとうございます。
Posted by 淺田 百合 at 2009年09月05日 22:30
淺田百合様

訪問、ありがとうございます。先日の勉強会の御参加、誠に、ありがとうございました。

サイズって、関係があって、大切な事なんですね。

‘心地よいサイズ’と言うのが、あるんですね。

医療でのサイズだと、感覚だけでなく、確かに根拠に基づいて作っているのでしょうね。

途中のプロセスはどうであれ、最後の着地は《心地よさと使いやすさ》に繋がる事に、なるんでしょうね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2009年09月06日 05:35
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