2010年10月11日

〔PTA〕って、何の為のもの?



今日は、地元の広報プリントより、PTAについてです(一部削除及び要約)。



《PTAって、何の為のもの?》


PTAの成り立ちと存在意義について、お話したいと思います。

PTA(ペアレント・ティーチャー・アソシエーション)の歴史は、児童愛護と教育環境の整備を目指したアメリカの母親運動から始まりました。

日本におけるPTAは、戦後(昭和21年)日本の教育の民主的改革を進める為に来日した米国の教育使節団が、日本の教育の民主化の為にPTAの結成を奨励したことを受け、当時の文部省(現、文部科学省)がPTAの普及を積極的に奨励したことから始まります。

戦後、学校に圧倒的に物が足りなかった時代。PTAは主に学校の財政面・物質面に奉仕する団体でした。学校設備の充実や給食の実施にもPTAは活躍しました。

高度成長期、物がある程度充実しはじめ、PTAの意義が薄くなりました。1969年には既に、兵庫県教員組合でPTA廃止論が展開されました。

現在、不況による収入の低下や働く女性の増加、ひとり親世帯の増加などの社会現象に伴い、多忙な保護者が増え続けています。PTA役員の、なり手が少なくなり、PTA活動の負担感が更に増してきています。

一方、子供達の生活は、物質的には充実し、イベントや遊び場にも恵まれるようになってきており、PTA意義が益々低下する傾向にあるようにも思えます。「必要ないのでは」との声が多くなってきているのも事実です。

教育の語源は「引き出す」「導き出す」という意味のラテン語に由来します。未来を担う子供たちは、皆が無限の可能性を秘め、輝く個性を持っています。それらを引き出し、豊かな心や社会性を養いながら、伸び伸びと成長出来るような環境を創る事が、現代のPTAに課された使命だと思うのです。子供たちには未来があります。いいえ、子供たちは未来そのものです。

PTA活動は、子供たちの未来を形づくる強い力たりえる可能性を秘めている、私は強くそう思うのです。


(某市PTA協議会会長)




※運動会や文化祭が近づくにつれ、「PTA!PTA〜!」って、頻繁に使う言葉ですが、PTAの事、ここまで詳しくご存知でしたか?私は、全然知りませんでした。勉強になりました。



Posted by makishing at 00:38│Comments(4)
この記事へのコメント
牧野さん

いつもありがとうございます。

中学時代の恩師が、PTSというノートを作ってくださっていました。

さて、何の頭文字でしょう??
Posted by クラケント at 2010年10月11日 11:03
クラケント様

訪問、ありがとうございます。

中学時代の恩師が作ってくれたノートですよね!‘PTS’ですか。

P→パートナー
T→ティーチャー
S→スチューデント

・・・これですか?これしか頭に浮かびませんでした〜。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2010年10月11日 12:04
牧野さん

大正解です。

三者の関係がうまくいくと、子供は素直に育ってくれるはず、

です。

簡単すぎたようですね・・・
Posted by クラケント at 2010年10月11日 15:33
クラケント様

再訪問、ありがとうございます。

正解で、良かったです。別に、世の中に知れ渡っている事ではないので、難しかったですよ。

三者の関係が良好なら、万事良しですね。

また、いつでもお気軽にお立ち寄り下さいね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2010年10月11日 15:50
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