2010年11月27日

杉山愛さん『誰も知らない履歴書』より




今日は、進研ゼミ中学講座の付録「親ゼミ中三4月号」の中から、元プロテニスプレーヤー、杉山愛さんの『誰もしらないわたしの履歴書』を要約して紹介致します。




◇中学生の頃に養った集中力が自信の元に


テニス・学校と、中学の頃は、忙しい毎日でした。夕方4時までは学校、後の2時間をテニスの練習に充てていました。学校の授業の進み方は速く、遠征などで休むと追いつくのが大変。「テニスをやっているから学校の成績は・・」はイヤ。定期テストは覚えなければならないのが沢山あり、かなり集中して勉強していたと思います。あの経験が「何でも頑張れば乗り越えられる」という自信になった。それが今も生きる力になっている気がします。

母はいつも少し引いた場所で見守っていて、心地いい距離でした。



◇挫折という暗闇から抜け出せたのは母のお陰


私のテニス人生は、母なくして語れません。どん底に陥った時、引っ張り上げてくれたのが母でした。大きな挫折は25歳の時。テニスも自分自身も見失い「テニスをやめたい」とつぶやいたら、「この先、何をやってもうまくいかないんじゃない?」と言われ、でもどうする事も出来ず、「自分がどこに向かえばいいのか何も見えない」と、思いの全てを話すと母は、「私には見えるわよ」と、ぐいぐい引っ張ってくれて・・。最初から助言は受け入れられず、母の言う事は正し過ぎて聞き入れる事が出来ないのです。それでも母は、根気よく語りかけてくれて・・。

葛藤が1〜2年続き、ある時「私は精神的に子供だから今、陥っている」そして「今、人間的成長しないと、この先テニスでの成功はない」と、考えも変わりました。

母が私を導いてくれていなかったら、大人として成長もしなかったし、今の私もなかったと思います。辛抱強く私自身が動き出すのを(母は)待っていてくれていた。だから夢に向かって突っ走る事が出来、夢を叶える事が出来たと、心から思っています。





※如何でしたでしょうか?杉山愛さんも、親の存在が大きかったのですね。

能力を引き出すのは、その環境と強いマインドなのですね。

親兄弟・友人・会社の人・学校の人・環境を共にする人を大切にしましょう。

そして、自分の為に助言してくれる人の言葉を傾聴しましょう。



Posted by makishing at 00:11│Comments(0)
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