2011年09月05日
『じんましん』何が原因なの?
今日は、6月17日に紹介した小冊子『蕁麻疹(じんましん)どんな病気?』より「何が原因なの?」を、紹介致します。
「何が原因なの?」
◇蕁麻疹を起こす刺激・誘因
蕁麻疹を起こしやすい刺激として、食品・薬剤・物理的刺激などがあります。
●食品→そば・エビ・カニ・果物(アレルギーで起きる)・サバ・マグロなどの青魚(魚肉が古くなりヒスタミンが産生される)・豚肉・タケノコ・もち・香辛料など・食品中の防腐剤・人工色素・サリチル酸
●薬剤→抗生物質(ペニシリン、セフェム系など)・解熱鎮痛剤など・降圧剤(血管性浮腫の原因になることがあります)
●物理的刺激→皮膚のこすれ・寒冷・温熱・日光・圧迫など
●発汗→入浴・運動・精神的緊張(冷や汗)など
●その他→感染症など
◇原因がわからない蕁麻疹
蕁麻疹患者さんの70%以上では原因が明らかではありません(特発性の蕁麻疹)。
このタイプの蕁麻疹は毎日のように症状があらわれます。発症して1ヶ月以内のものを急性蕁麻疹、1ヶ月以上持続するものを慢性蕁麻疹といいます。
◆原因がわからない蕁麻疹(急性蕁麻疹・慢性蕁麻疹)→72.7%
なお、詳しいしくみは不明ですが、原因不明とされる特発性の蕁麻疹では、疲労やストレス、感染など、さまざまな因子が症状を悪化させることが知られています。
※蕁麻疹も、身体が出す‘立派な信号’です。
本当に、様々な原因が考えられる症状です。
何が原因の信号かを、的確に知り、処置や治療を受けることが、賢明ですね。
Posted by makishing at 00:50│Comments(4)
この記事へのコメント
牧野さん、いつも学びをありがとうございます
下水などのない文明度が低いところでは感染症が多く、高くなるにつれ
アレルギーが多くなってしまいます
東京オリンピックでは、日本ではアレルギー性鼻炎という言葉すら知られていなかったのに、来日したアメリカ人は2割がかかっていたそうです
いつも時代にも、それなりにいろいろ出てきますね
下水などのない文明度が低いところでは感染症が多く、高くなるにつれ
アレルギーが多くなってしまいます
東京オリンピックでは、日本ではアレルギー性鼻炎という言葉すら知られていなかったのに、来日したアメリカ人は2割がかかっていたそうです
いつも時代にも、それなりにいろいろ出てきますね
Posted by 尾上 正 at 2011年09月05日 07:00
尾上正様
訪問、ありがとうございます。
地域性の問題で、感染症が多い場所は、確かにありますね。
東京オリンピックで、アレルギー性鼻炎に、来日したアメリカ人がかかっていたのですか!全く知りませんでした。
このような症状も、時代を越えて、出てくるのかも、しれません。
ありがとうございました。
訪問、ありがとうございます。
地域性の問題で、感染症が多い場所は、確かにありますね。
東京オリンピックで、アレルギー性鼻炎に、来日したアメリカ人がかかっていたのですか!全く知りませんでした。
このような症状も、時代を越えて、出てくるのかも、しれません。
ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2011年09月05日 08:29
食品にも薬品にも刺激性の高いものが増えました
薬品もサプリメントも豊富に出回っています。
安全性の前に市場に広まっています
自分の体の変化を知ることが大切になりますね・・・
薬品もサプリメントも豊富に出回っています。
安全性の前に市場に広まっています
自分の体の変化を知ることが大切になりますね・・・
Posted by 進藤幸男 at 2011年09月05日 08:38
進藤幸男様
訪問、ありがとうございます。食品・薬品・サプリメントは、ある種のブームのような状況だと思います。
自分の体が、どのような特性を持っているか・・・知ることが大切だと考えます。
ありがとうございました。
訪問、ありがとうございます。食品・薬品・サプリメントは、ある種のブームのような状況だと思います。
自分の体が、どのような特性を持っているか・・・知ることが大切だと考えます。
ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2011年09月05日 09:49