2012年01月24日

【稲穂にそえて】




今日は、年明けに私にお米をプレゼントしてくれた後輩がいて、その中身に入っていた書き添え【稲穂にそえて】が、素晴らしい文章でしたので、紹介致します。




【稲穂にそえて】


『たゆむことなく流れる水は父
すべてを優しく包む土は母
父なる水と母なる土の慈愛より
生まれし瑞穂に感謝します』




水はいつのときも流れ続け、その動きを止めることはありません。水は天から地へ、上から下へ流れる間に様々なことを見聞きし、記憶してゆきます。

土は決して動くことはなく、水が運んできてくれるすべての記憶を受け入れ、天地和合の養分へと変えてくれます。

私たちが播いた稲の種は、水と土の中で豊かな滋養をいただき、静かにゆっくりと大人の稲へと成長し、見事な瑞穂を実らせ、深く頭をたれてゆきます。

この自然の無言の営みは、まさしく父や母の慈しみに他ならず、心の底からこの大きな愛に感謝せずにはいられないのです。


株式会社マイセン(農業生産法人)
百笑 牧野 仙以知氏






※こんな文面が添えてあるお米が、ある日突然、我が家に届いたのです!

皆様だったら、どうですか!?私の場合、それはそれは、嬉しかったです!



Posted by makishing at 05:52│Comments(8)
この記事へのコメント
牧野さん、いつもありがとうございます

素晴らしい後輩をお持ちですね

またグッとくるメッセージ

愛情深く育てられたお米なのだな・・と感じます

一粒一粒ありがたいな・・という気持ちになりますね
Posted by 尾上 正 at 2012年01月24日 06:57
牧野さん、昨夜知り合った神原です。

私は、実家が香川県の農家で、小さい頃は、田植えや稲刈り、たばこ、たけのこ掘り・・・などを手伝わされ「逃げ出して遊びに行きたい」とよく思ったものです。

早朝から時には深夜まで必死になって働き、何不自由なく育ててくれた父母への感謝が芽生えてきたのはずいぶんと後のことです。

そんな昔日の思い出が蘇ってきました。
有り難うございます。
Posted by 神原孝行 at 2012年01月24日 07:43
牧野さま

いつもありがとうございます。

大切なことを教えていただきました。

私たちは、自然から恵みを頂戴して生きている、自然の力と人の愛、これが合わさると感動になるんですね。

子供の頃、ご飯粒を最後の一粒まで残さず食べるように祖母に教えてもらったことを思い出しました。

ありがとうございました。
Posted by 鳥井一 at 2012年01月24日 09:24
「稲穂にそえて」・・・素晴らしい心配りですね
生産者の想いが伝わってきますね・・・

ありがたい「お米」ですから大切にするでしょう
そして、食べるときにも感謝の気持ちがわいてきますね
すばらしいメッセージです。
Posted by 進藤幸男 at 2012年01月24日 12:41
尾上正様

訪問、ありがとうございます。

いい後輩だと、思っております。

このお米、一粒一粒味わって食べます。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2012年01月25日 10:08
神原孝行様

訪問、ありがとうございます。御返事、遅くなりました。小さい頃「逃げ出して遊びに行きたい」と思っておられたのですね。

御両親への感謝が芽生えるのは、後になってから・・・そうでしたか。私が父に、素直に感謝の言葉を伝えたのは、父がまともにしゃべることが出来なくなってからでした。

昔日の思い出が蘇ってきたのは、とても嬉しいです。

また、いつでもお気軽に、御訪問下さいね。過去のブログも、コメントして頂きましたら、御返事致します。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2012年01月25日 10:17
鳥井一様

訪問、ありがとうございます。

大切なことだと、私も思い、採り上げました。

『自然から恵み』と『人の愛』ここから感動に変化することが、とても如実に出ています。

食の基礎であるお米は、命ですね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2012年01月25日 10:45
進藤幸男様

訪問、ありがとうございます。生産者の想いが、強く伝わるメッセージです。

食べるときの『感謝の気持ち』これを、次代を担う若者たちに、より深く理解してもらえたらと、思います。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2012年01月25日 11:00
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