2012年08月10日

大仏はどうやってつくられた?



今日は、息子の小学校の教材『社会科資料集6年』(発行者:森達也、発行所:株式会社教育同人社)から《大仏はどうやってつくられたの?》を紹介致します。





大仏は、約9年もの年月をかけ、全国から集められたのべ260万人もの人によってつくられました(当時の人口の3分の1以上)。大仏づくりの技術は、朝鮮半島や中国などから移住してきた渡来人によってもたらされました。




◇大仏ができるまで


1.木や竹などで大仏の形の骨組みをつくり、その上に粘土を塗って原型をつくる。

2.原型の外側に別の粘土を塗って外側をつくり、外型を外して火で焼き固める。

3.原型の表面を削って、外型を組み直し、原型と外型の隙間に、銅を流し込む。

4.外型を外し、頭に螺髪をつけてから表面を磨き、金を塗る。

5.大仏に目を書き入れ、完成を祝う(大仏開眼式752年)。




◇大仏づくりに協力した人


『行基』

行基は、民衆への布教に力を入れていましたが、朝廷はこれを禁止しました。しかし、行基は各地をまわって橋をかけたり、用水路をつくったりするなど社会事業に尽くしたため、人々の信頼を得ていました。

聖武天皇は行基の人気を利用して大仏づくりを進めようとして、協力を求めました。行基はこれに応じて天皇の期待に応えたため、後に、僧の最高の位である大僧正に任命されました。




◇大仏の材料と量


金:440kg
水銀:2.5t
すず:8.5t
銅:499t

(1tは1000kg)





※なんども思いますが、教科書や学校の資料は、とても面白いです!!

特に、小学校の教材は、わかりやすいですね。

大仏の造り方、思いがけず勉強しました。



Posted by makishing at 08:14│Comments(0)
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