2012年09月22日

絹が医療現場と人間を救う!!



今日は、私の友人が『何かの参考になれば幸い』と、送ってくれた情報です。






《いのちを紡ぐ糸》


世界の死因1位は心疾患、2位が脳血管疾患、3位が感染症となっており、数年
前と比べますと、血管に関わる疾患が上位になってきております。

そういった状況を受けて、血管に関する医療技術の進歩が期待されていますが、その中でも次世代の血管として注目を集めている素材が絹なのです。

絹はタンパク質が主成分であるため体によく馴染み、しかも数ヶ月で体内に吸収されてなくなるため、外科の縫合用手術糸として重宝されていました。縫合用の糸として利用できるのであれば、血管への応用が可能ではないかとの考えから、絹製血管の実験が開始され、絹で作った血管をラットに移植したところ、元からある血管が再生するという現象も見られたのです。

また、人工血管の場合は直径6?以下になると血栓ができやすくなり、目詰まりが起きることが難点とされていましたが、絹血管の場合は移植後1年が経過しても血栓ができにくいことが証明されています。

しかし、絹を血管に使用するには問題もありました。絹糸は、同じ太さの鋼鉄と同等の強度を持っていますが伸縮性が無いのです。ですので、血管が絶えず脈動する体内では、伸縮性がない絹は適用できません。

しかし、日本の伝統工芸である「組紐」がこの問題を解決しました。組紐は奈良時代から続く複数の糸を組み合わせる技術で、現在も着物の帯締めや仏具などに使われております。この技術を用いることで、伸縮性と強度を持ち合わせた新たな人工血管の開発に成功したのです。

東京農工大学の朝倉教授と東大医学部による共同実験では、改良前の血管は移植後1〜2週間で血管の拡張が見られていたところが、この血管では移植後1ヶ月経っても拡張が見られず、血管として正常に機能していることが分かっています。

再生医療材料としての絹の可能性は無限に広がっています。例えば、骨や歯、角膜の再生を助長することが動物実験で確認されており、人体への応用も期待されます。今後は着けているだけで角膜細胞を再生・活性化させ視力が良くなるコンタクトなどが登場する日も近いかもしれません。

絹は昭和初期の頃まで我が国最大の輸出品でしたが、化学合成繊維の登場によって衰退し、75年に10万トンあった繭生産量は06年にはわずか500トンまで激減しております。かつて日本経済を支えた絹が、時を越えた現代、次世代医療の大きな一歩を切り開こうとしているのです。

日本発の絹を使用した人工血管技術が浸透していけば世界の医療現場で日本ブランドの絹が好まれ、国内の絹産業が息を吹き返すことも考えられるのではないでしょうか。






※如何でしたでしょうか!?

人間が考え出す‘技術力’って、無限大なのかなと、思います。

世界一の長寿国を維持している日本。手術を受けなければならなくなった方々への、素晴らしい発見です。

まずは、そうならないように、身体のケアをしていきたいですね。



この記事へのコメント
死因のランキング
1位は心疾患、2位が脳血管疾患、3位が感染症

こんなに医療現場や医療技術は進歩しているのに
患者数は激増して医師不足も問題になっています
日頃からの、生活習慣や健康管理の大切さを痛感しています。
Posted by 進藤幸男 at 2012年09月22日 08:20
進藤幸男様

訪問、ありがとうございます。

確かに、医療現場や医療技術は進歩している・・・“のに”ですね!

患者数激増と医師不足と病院のベッド数も、問題になっていますね。

医師を増やすとか、病院を増やす前に、私たちがしなければならないこと・・・それは、日頃からの生活習慣を『良くすること』なんですね。

なぜなら、私たちが恐れている病気の名前の多くが“生活習慣病”ですから。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2012年09月23日 09:56
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