2012年11月19日

技術研鑽、信頼継続に努めるシリンダ専門メーカー



今日は、『納税月報11月号』より《メーカー探訪》を紹介致します?




《メーカー探訪》逢坂工業株式会社


・創業:1960年(昭和35年)
・本社:兵庫県神戸市西区神出町宝勢字辻堂865−1
・代表取締役:逢坂光豊さん



産業機械や製鉄プラント、船舶などの動力源である油圧・空圧機器。その柱となる油圧・空圧シリンダの専門メーカーとして、約半世紀にわたり産業界の発展に貢献してきたのが逢坂工業です。代表取締役社長の逢坂光豊さんに、取引先から信頼される技術とその継承についてお話を伺いました。





▲シリンダの専門メーカーとしての自負を持ち、技術の研鑽、信頼の継続に努める▼



油圧シリンダの設計・製作を始めたのは、昭和39年、創業から4年経過した時のことです。部品加工の事業だけでは先が望めない、何か手立てをと考えた末の決断でした。当時は、新しい製品を作れば売れる時代で、事業は急成長。中でも私たちの作ったシリンダは技術力と品質管理力に定評があり、大手重工メーカーの建機用については十数機種のうち、9割を当社が担っていたほどです。

しかし時代とともにコストダウン要求を余儀なくされ、その1社だけの取引が売上の大半を占めていた当社は厳しい状況に追い込まれました。1社集中型生産の危険性を痛いほど思い知り、それ以降、産業機械やプラント、船舶など多分野に事業を拡大。バブル崩壊やリーマンショックなど、幾多もの危機を乗り越えてきました。

私たちの強みは、小型から大型まで柔軟に対応できる点、そして何よりも品質の高さにあります。顧客に喜んでいただける良い製品を、安く、早くを目標に品質管理サークル(PDCA)を繰り返し教育し、ムリ、ムダ、ムラが限りなくないよう挑戦中です。その結果、顧客から大きな信頼をいただいてきました。そこには、削る技術、溶接の技術、組立前の手入れ作業など心くばりの行き届いた職人技が不可欠です。技術者たちには創業当初よりマンツーマンで品質管理の大切さを説いてきました。そうして指導した技術者たちが今、現場責任者を担い、若手へしっかりと技術を伝承してくれています。

建機用から船舶用、製鉄プラント用、セメントプラント用まで・・・「シリンダでできないものはない」という専門メーカーとしての自負を持ち、これからも地道に技術研鑽を積み、信頼を継続させることに尽力していきます。





※いろいろな壁を乗り越えて来られた企業です。努力・苦労の跡が見えます。

取引源泉として、1社に偏っているのは危険です。それが原因での業績不振も経験してきた企業です。

これからも、シリンダのスペシャリストを貫いて頂きたいと、思います。



この記事へのコメント
私の仕事は「販路マッチング・ナビゲーター」です
企業と企業の橋渡し役、つまりマッチングです。

いろんな業種の中小企業の支援活動をしています
一社集中の取引関係は危険だから複数の企業と取引しようと支援する
そこから業種・業界の壁を越えての取引関係が設立します。
Posted by 進藤幸男 at 2012年11月19日 09:04
たゆまぬ努力から顧客に役立つための具体策が生まれますね。その逆にある会社は滅びていくのでしょう。実体験から確信します。
逢坂工業を参考にして、難関時代を乗り越えましょう。
Posted by 原誠 at 2012年11月19日 10:32
進藤幸男様

訪問、ありがとうございます。御返事が遅くなりました。

「販路マッチング・ナビゲーター」の仕事の中でも、一社集中の取引関係は危険だと、支援なさっておられるのですね。

業種・業界の壁を越えた取引関係は、新しい可能性を創出しますね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2012年11月20日 17:38
原誠様

訪問、ありがとうございます。御返事遅くなりました。

努力を継続的にすることで、その方法が間違いなければ、必ず役立つ具体策は、生まれますね。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2012年11月20日 17:50
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