2012年12月20日

『ビブリオバトル』というゲーム



今日は、12月18日読売新聞12面《今日のノート》より『ビブリオバトル』を紹介致します。




「ビブリオバトル」というゲームがある。5年前に京都大の研究室で誕生した。知的書評合戦と訳す。

5、6人の競技者が好きな本を持ち寄り、その魅力を5分ずつ語る。「どの本が一番読みたいか」を2〜3分間討論し、競技者と観戦者の投票でチャンプ本を決める。

テーマを決めてもいいが、本のジャンルは問わない。スライド等は禁止で、肉声のみ。費用や時間はかからず、老若男女だれもが参加できる。

主に大学や書店、喫茶店などで開かれてきたが、昨年3月、公立図書館として奈良県立図書情報館が初めて実施、その後、全国の図書館で一気に広まったという。

愛読書の魅力を語る。他人の書評に共感し、反発する。小説しか読まない人が実用書に手を伸ばすケースもあるだろう。見ず知らずの人とコミュニケーションを楽しみながら、読書の幅がぐんと広がる。その自由さも人気の秘密だろう。

今から1250年前、奈良時代の貴族、石上宅嗣が、邸宅を改築した寺の一画を公開し、儒学書などを提供した。これが日本初の公開図書館とされる「芸亭(うんてい)」だ。同好の士が書物を読み、談論風発を楽しむサロンではなかったか、とみる研究者もいる。

本を巡る議論を楽しむ気持ちは、天平人も私たちも変わるまい。知性や教養はこういう営みによって育まれるのだ、と改めて思う。

(文化・生活部長 滝北岳)





※こういうゲーム、全く知りませんでした。

なかなか面白いなと、思いました。

このゲーム、参加してみたいと思います。



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