2013年01月07日

消費者ニーズを‘ずらす’とは?!



今日は、ある方のメルマガから紹介致します。





「一時は全国に350社あった地ビール工場が今では100社ほどに減った。
 撤退した理由は簡単。

 地ビールが生まれた当時はどこも個性的なビールをつくっていた。
 しかしもっと消費者が喜ぶ、もっとうまい地ビールをつくろうとした結果、
 アサヒスーパードライに近づく。消費者ニーズに近づくから売れる。

 しかしお客様はふと考える。
 『なぜ同じなのに値段が2倍もするのか』と。
 そこから売れなくなる」

ニーズをつかんだ上で、そこからどう距離を置くかを考えないと
資本力のない企業は負ける。
これが消費者のニーズをずらす理由だ。



消費者べったりは大手のすること。
われわれは、そのニーズを把握しつつ、距離を置く。


その距離が「個性」「こだわり」として
「ブランド」や「差別化」につながる。
そして、自ら価格を決定することができる。

と私は読み取りました。



みなさま、
こだわりはお持ちでしょうか?
絶対に譲れないものはお持ちでしょうか?



こだわりが見つからない方、
今からあわててこだわりを作っても失敗しそうですね。



「なぜこの仕事をしているか?」
「なぜこの商品を扱っているか?」

そういうことを考え続けていくと、
自社だけの自分だけのこだわりにたどり着くのではないでしょうか?


そしてその「こだわり」をお客様に伝わるように伝えることが
他社との差別化になって現われるんでしょうね。





※如何でしょうか?

この感覚は、初めてです。

『ニーズをつかんだ上で、そこからどう距離を置くか』『こだわりを、お客様に伝わるように、伝える』・・・これらの言葉、響きました。

すごく勉強になりました。



Posted by makishing at 06:35│Comments(2)
この記事へのコメント
地ビールの人気は衰退しました。
「ブランド」や「差別化」から小売価格が変化しました。

しかし、大手メーカーのビールの小売価格の二倍は売れなくなります
本格的ビールのうたい文句も、それほどの差はありません
消費者は賢いものでいずれは、もっと衰退してくると思われます
Posted by 進藤幸男 at 2013年01月07日 08:57
進藤幸男様

訪問、ありがとうございます。

地ビールの人気・・・衰退したと、思います。

日本酒・洋酒・焼酎のような、ブランド化や差別化が、しにくい感じだと思います。

大手メーカーのビールも、差別化が難しいような、気がします。

何につけても、消費者は賢くなっているという印象があります。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2013年01月08日 06:30
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