2013年06月14日

世界最古の調理跡


今日は、4月11日読売新聞より《世界最古の調理跡》を紹介致します。





《世界最古の調理跡》
〜 縄文草創期 福井・北海道の土器 〜



北海道や福井県で出土した約1万5000〜1万1800年前(縄文時代草創期)の土器から、魚などを加熱調理したとみられる世界最古の痕跡を発見したと、英ヨーク大学や新潟県立歴史博物館などの研究チームが(4月)11日付の英科学誌ネイチャーに発表する(した)。

これまでに確認されていた最も古い調理の跡は、地中海東沿岸地域から出た約9000年前の土器で見つけた、動物の乳を加工した跡だった。

研究チームは、国内13か所の遺跡から出土した世界最古級の土器試料101個を分析。このうち、北海道帯広市と福井県若狭町で出た土器の焦げ跡から、魚などの水生生物を270度以上で加熱したときに生ずる残留物を検出した。若狭町の試料には、陸上哺乳類の可能性がある残留物も含まれていた。

また、残留物の元素を詳しく調べたところ、「食材」の多くは海の幸だったが、淡水産に似た特徴を含む残留物も一部に見られたことから、サケのように海と川を行き来する魚を調理した可能性もある。

当時は、北米や欧州に厚い氷が発達した氷期の後半にあたり、縄文人は採集狩猟生活を営んでいた。初期の縄文土器は、儀式や貯蔵などの様々な使い道が考えられてきたが、加熱調理を使った直接的な証拠はこれまで得られていなかった。





※さほど大きな記事では、ありませんでしたが、素晴らしい研究成果だと思います。

地中海から出た土器の約9000年前を、大きく上回る約1万5000〜1万1800年前で、しかも北海道・福井県といった日本国土で出土したわけですから、画期的です。

人間が、生きていく(食べていく)ための方法を試行錯誤しながら加熱処理した時代から、今はとんでもなく便利になりました。



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