2013年11月30日

一野球人である前に、一人の人間であれ


今日は、いつも楽しく拝読しているメルマガからです(一部削除)。





【一野球人である前に、一人の人間であれ】



先日「さよなら川上哲治さん−打撃の神様と言われた男」という特集を
NHKでやっていました。
プロ野球で、「打撃の神様」と言われた元・ジャイアンツの監督、川上哲治氏が
93歳で亡くなりましたが、その偉業を称えた番組でした。


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川上さんは、選手として大活躍をされた後、監督になりました。
その選手指導に技術のことはあまり厳しく言われなかったそうです。

それよりも、
「どんなにいい選手であっても、チームメートに信頼されなくてはならない。」
「ファンに好かれないといけない。」
「お前だけではダメなんだよ。野球は一人ではできないんだ。」
「今ここで野球をやっていることに感謝しなさい。」
そのようなことを常日頃指導されたそうです。

「一野球人である前に、一人の人間であれ」
このことをいつも言っていたそうです。

そのことを象徴するような出来事。
日本一の5連覇がかかった日本シリーズで、2勝1敗で迎えた第4戦で事件が起きます。
ジャイアンツは3点を先制され、試合は劣勢。
ようやく4回の攻撃で、ホームベースのクロスプレーで1点を返すのですが、
その時の相手チームのキャッチャーが、クロスプレーの判定に不服として、
審判に抗議。暴力行為で日本シリーズ初の退場となります。
その時に、川上監督は、「このシリーズは我々の勝ちだ」ジャイアンツのものだと確信します。
つまり、こちらはセ・リーグの優勝者。相手チームは、パ・リーグの優勝者。
両リーグの覇者同士。そういうチームがこういうことをやっちゃいけない。
こういうチームは「日本シリーズという舞台で、勝てる資格がない。」と。
だからこの日本シリーズはもらったと。
その確信は現実のものとなり、その第4戦は逆転勝利。
その後も勝利を重ね、日本一になります。

川上さんを象徴する言葉として紹介されていたのは、
「土壇場で見せつける底力。」
「勝利への飽くなき執念。」
その監督の偉業は、今も輝きを失うことはない。



<野村・元楽天監督のコメント>
「あれだけの戦力があれば誰が監督やっても優勝できるよ、というような
無責任な発言をする人もいた。野球ってそんなものではない。組織、チームとして
機能するには、いい選手を集めたら勝てるというものではない。」


<王・元ソフトバンク監督(当時の4番バッター)のコメント>
「自分が当時監督で、あの戦力であれば何度かは優勝できたかもしれない。
でも9回も続けて日本一になったのは川上監督だったから。これは断言できる」


<森・元西武監督(当時の正捕手)のコメント>
野球だけではなく、人間としてという教育。
これを印象強く思い出す。
野球の細かいところよりも、人としてどうあるべきかということ
その中で最も煩く言われたことは、時間。
チームの一人に時間遅れが出たらどういうことになるか
このことを厳しく言われた。
ジャイアンツ時間。集合時間の30分前は当たり前。
基本的なところからチームを作っていった。
野球以外の生活の一番大事な所、そこから大切にしていく。
そうして組織力や和が生まれていくということではないか。

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「一野球人である前に、一人の人間であれ」
これは、私たちビジネスに関わる人間にも通じることだなと思います。
「一ビジネスマンである前に、一人の人間であれ」ということでしょうか。
会社は組織。ひとりひとりの集合体。
ひとりひとりが自覚を持って、業務に取り組んでいかないと、
その会社の力は十分に発揮できない。
そういうことではないかと思って見ていました。
そして、お客様から選ばれるように日々精進していくことが大事なのでしょう。





※やはり、偉業を成し遂げる人に共通する部分である『人間力』です。

しかしながら、川上哲治さんが、巨人軍の選手に対して、このような教育に重きを置いていたのは、全く知りませんでした。

V9を達成できた舞台裏には、このような素晴らしい教育が根付いていたのですね。

“ジャイアンツ時間”を、私も採用していこうと思います。



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