2013年12月04日
醤油のある、我が家へ帰ろう!
今日は、読売新聞11月24日のキッコーマンの広告より『しょうゆのある、我が家へかえろう』を紹介致します。
『しょうゆのある、我が家へかえろう』
かえり道がとおく感じるのは、なぜだろう。
ゆき道とかえり道、
ながさはおんなじはずなのに。
どこかの家から、香ばしくこげたしょうゆのかおり。
すっとすいこむと、ぐうううとおなかが鳴った。
のびていく電柱の影とかけっこしながらかえった。
玄関をあけると、とんとんとん、包丁の音。
ぐつぐつぐつ、何かの煮える音。
「おかあさん、ただいま〜」と言いそうになった。
ごはんを、なんどもおかわりした。
「子どもがひとりふえたみたい」
妻が笑った、子どもたちも笑った。
かえり道は、はらぺこのあの日に帰る道だった。
和食がある食卓には、なつかしい記憶と、すこやかな未来があります。
百年の恋は、しょうゆの味がする。
※風景が、湧き出てくる言葉の数々です。
忘れかけていた、日本人の食卓を、思い出します。
Posted by makishing at 06:22│Comments(0)