2014年02月23日

国語力を伸ばす方法


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガからです(学習塾から生徒向け)。





【 質問 】


「国語の力がありません。親には読書をしろ!と言われますが、読書をしたら、国語の力が伸びますか?」

こんな質問が中学二年生の男子から届いた。

国語の成績向上をあげるために、たくさん読書をするというのは、即効性に乏しい。

定期テストの国語の点数をあげようとするなら、国語の授業をしっかりと聞くことが基本。

ノートをしっかりと取り、授業中に何度も挙手をして授業に参加し、提出物をきちんと期限までに提出すること。

そして、ワーク、もしくは、教科書準拠問題集を間違いがなくなるまでやることだ。

それが国語の土台を作る。

他に、毎日してほしいのは、漢字の練習と国語の教科書の音読。

国語の成績が伸びない人の特徴は、漢字が読めない、漢字の意味がわからないこと。

だから、毎日、数を決めて、漢字の練習を凡事徹底する。

これは、ジワジワ効いてくる。

三ヶ月くらい続けたら、いつの間にか、読める漢字が増えていることに、ふと気づく。

漢検3級を目指して積み重ねていこう。

国語の教科書の音読も続けること。

言葉というのは、独特のリズムがある。

現代文には、現代文のリズム

古文には古文のリズム

漢文には漢文のリズムがある。

このリズムを掴み、何度も何度も読み、国語の教科書が淀みなくきちんと読めるようになると、成績も向上する。

自分で読んだ言葉を自分で聞くということが効果があるのではないだろうか。

そして、実力テストや入試を意識した時は、国語の問題の解答の仕方を解説してある本を読み、方法を学び、あとは、たくさん数をこなすために、問題をたくさんやることだ。

国語の問題の解答の仕方を解説したある本としてお勧めは、「システム中学国語」出口汪著。

数学で、文章題になると、全くダメな塾生がいた。
その塾生は、文章を読んでも、内容が頭の中で絵にならない。

しかし、国語の力が伸びることで、意味がわかり、飛躍的に成績は伸びた。

日本語で、英語数学理科社会を勉強する。

だから、国語は土台。

国語だから、いつも使っている言葉だから・・・と甘く見ていては点数は上がらない。

漢字練習と音読から始めよう。





※『国語は全ての科目の土台であり、日本語だと思って甘くみていると、とんでもないことになる』・・・本当に、そうだと思います。

音読が良いと、よく聞きます。こうして、ブログを書いていくことも、読解力や、まとめる力が付くと思うので、お奨めです。



Posted by makishing at 06:17│Comments(0)
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