2014年09月07日
名もない新人を応援!!
今日は、『会社では教えてくれない50のこと』(中谷彰宏氏著、ダイヤモンド社)より《無名の人にこそ、花を贈ろう》を、紹介致します。
《無名の人にこそ、花を贈ろう》
まだ小さい劇場で頑張っている無名の役者さんのお芝居を観に行った時に、小堺一機さんの花がいつも出ています。
その人は、まだ名前がそれほど売れていなくて、TVの仕事ももちろんありません。
バラエティー番組には、本番が始まる前に、TVを観に来ているお客さんたちの気分を高めるための「前説」という仕事があります。
前説は、売れる前のタレントさんの仕事です。
前説をやってくれている人に対して、小堺さんは愛情を注ぐ。
年に一度ならまだしも、月に一度の公演でも、小堺さんの花がいつも出ている。
これはとてもすごいことです。
そういうふうに応援してもらうことで、若い人たちはどれだけ勇気づけられるか。
実際に、小さい劇場でのライブに小堺さんが回られています。
私のお芝居にも、忙しい小堺さんやルー大柴さんが、わざわざ観に来てくださる。
人間は、自分より偉い人とのお付き合いはする。けれども、自分より若い人、自分より無名な人、自分より売れてない人とのお付き合いを、だんだんしなくなります。
お芝居を観に行くのはなかなかエネルギーがいることです。
誰でも仕事を持っています。芝居は途中から遅れていくこともできないし、上演時間もかぎられていて、映画のように自由な時間に出入りできるわけではありません。VIP扱いもできない。
お芝居を観る場所も、必ずしも快適な環境ではない。
場所がわかりにくい小さな小屋もいっぱいあります。
そういうところへ足を運ぶ人が、本物の応援者なのです。
【明日のために】名もない新人を、応援しよう。
※素晴らしい実話です。
自分が有名になると、それにあぐらをかく人も、いると思います。
小堺一機さんのお昼の番組が、長寿番組に君臨しているのも、うなずけますね。
Posted by makishing at 06:02│Comments(0)