2014年10月01日

“金のため”だけでは仕事は続かない


今日は、【上司が「鬼」とならねば組織は動かず】(染谷和巳氏箸、プレジデント社、1400円)から《“金のため”だけでは仕事は続かない》を紹介致します。






ハードな仕事で有名なある運送会社は、1ヶ月で社員の6割が辞めるという。精神的につらくて辞めるのではなく、足腰が立たなくなり、朝起きられなくなり、体をこわして辞めるケースが多いという。

では、この会社の仕事は体力の限界を超えているのだろうか。応募者には高い給料にひかれて入社する。少しくらいきついのは覚悟している。だが、コンクリートの階段を運動靴で駆け上がる仕事はきつく、足が動かなくなる。やる気はあるが、体が動かなくなるのだから“かわいそうだ”とこの会社の幹部は言う。

しかし本当にそうだろうか。“金になるから”というためにのみ、仕事をこなそうとする姿勢に無理があるのではないか。

人の心は、“金のためならどんなつらい仕事でも”に耐え続けることができないようにできている。厳しい仕事で優れた成果を上げ、脱落者を尻目に長くその仕事を続ける人は、金になるからではなく(はじめはそうだとしても)、その仕事に喜びを見出だしているから続いているのである。

仕事が大変であればあるほど、その“達成”は深い満足感を与える。熾烈な競争に“勝つ”誇りもある。

また、無我夢中でやってきた仕事の経過のなかに、ふと、この仕事でなくては味わえない楽しみ、おもしろみに出合い、疲れがなくなってしまうこともある。

達成感、勝つ誇り、楽しみ、おもしろみ、これらがあるから仕事が少しもつらくないのである。それと、自分を認めてくれる人が上にいること、わかりあえる仲間がいること、職場規律がよく行われ、組織がしっかりしていることなどが、つらい気持ちを薄めてしまう。

厳しい仕事から逃げる、あるいはすぐ脱落するのは、その人の“心”のあり方に問題がある。運送会社の幹部は、社員がもたないのは「体力の限界を超えているからだ」と言ったが、それは違う。“金のため”という動機だけで働くから、まず心が病み、それが体を動かなくしてしまうのである。会社は社員に、お金以外の“動機”を与える責任がある。





※如何でしたでしょうか!?

とてもシビアな文章です。

確かに『お金のためだけ』という動機であったとしても、その仕事の従事が継続できているのなら、それ以外の何かが芽生えたことになるのですね。



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