2014年12月12日

学校の勉強だけでは不十分か


今日は、たまたま立ち寄った店で見つけた本『公文式の算数革命』(公文公著:講談社)より【学校の勉強だけでは不十分か】を紹介致します。





Q1.学校の勉強さえきちんとやれば、塾などへ行かせる必要はないと思いますが・・・。



「限界を知ったうえでわが子に対策を」


学校の勉強さえきちんとやれば、と言いますが、はたしてあなたのお子さんには、学校の勉強をきちんとやっていますか。あるいは、きちんとやれるとお思いですか。きちんとやれる子どもが少ないからこそ、どの親もわが子の勉強のために、何らかの対策を講じなければならないのです。

いくら学校の先生が努力されても、クラスの全員を一人の例外もなく、きちんと指導できるということは、まず不可能と思わなければなりません。このことは、まじめで優秀な先生方の多くが、みずから認めておられる事実です。

四十人ものクラスの中には、能力の高い子もいれば低い子もいるのに、授業は同じ速さで進んでいきます。これでは、ついていけない子が出たり、その反面、よくできる子が足踏みさせられたりするのは、やむを得ない現実となります。

私たちは、自分の子どもの教育について、学校に完全無欠なものを期待することはできないのではないでしょうか。「自分の子どもは学校にさえ任せておけば、大学進学も心配ない」などと考えるのは、間違っているのです。どうしても、責任は親がもたなければなりません。そうかといって、学校でやっているのとまったく同じことを、家庭や塾でやらせようとするのは、まことに無駄なことです。子どもも、興味をもって勉強するはずがありません。

そこで私は、小学生だった自分の子どもに、次のような方針に基づく家庭学習をさせました。

(1)学校のことは、学校に任せる。
(2)家庭では、大学進学を目標にした学習を、算数一科目にしぼって、自習形式でさせる。
(3)このため、小学生が少しでも早く、しかも楽に高校数学へ入れるように、算数、数学の問題を精選し、配列して与える。

これが公文式学習法の根本であり、確実に学力をつける秘密なのです。





※また、新しい本との出逢いがありました。

ベースの学力をつけるには、どうしたら良いか、学んでいきたいと思います。



Posted by makishing at 07:36│Comments(0)
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