2014年12月24日

糖尿病、4億人に迫る!


今日は、予防医学の啓蒙団体が定期的に出している会報誌の中から、糖尿病に関する記事を、紹介致します。





『糖尿病、4億人に迫る』

〜 国際団体試算 世界で急増 〜



*新興国目立つ 清涼飲料に課税も


糖尿病が世界で急増しています。各国の糖尿病関連団体でつくる国際糖尿病連合(IDF)によると、2013年の世界の糖尿病人口(20〜79歳)は3億8200万人で、1億9400万人だった03年から倍増。35年には5億9200万人に達する見込みです。経済成長に伴い中国やインド、アフリカでも年々深刻化しており、欧米では糖尿病や肥満の対策として糖分を多く含んだ清涼飲料などに課税する動きも出始めております。

IDFによると、糖尿病人口の約80%は中低所得国の人々。13年は1位が中国でインド、米国と続き、日本は10位です。35年までに中国では約1.5倍、インドで約1.7倍に、サハラ砂漠以南のアフリカでも倍増する見通しです。13年の糖尿病による世界の死者は510万人で、喫煙による死者約600万人に迫っています。

世界保健機構(WHO)は13〜20年の「行動計画」で、糖尿病を含む非感染症の死者を25年までに25%削減する目標を掲げています。国連のデシューター特別報告者(食料問題担当)は今年5月、高カロリーで栄養バランスが悪いジャンクフードなど不健康な食品は「たばこより大きな健康上の脅威」と警告、規制を急ぐよう各国に促しました。

メキシコは糖分を含む清涼飲料やファストフードなど高カロリー食品への課税を今年1月から開始。清涼飲料への課税はフランスやハンガリーでも既に導入されています。

米メディアによると、カリフォルニア州では2月、州内で売られる糖分を多く含んだ清涼飲料や栄養ドリンクなどに「肥満や糖尿病、虫歯の原因になります」との警告文掲載を義務付ける法案が提出されました。6月に州会議で否決されたものの、票差はわずかでした。



◆国別の糖尿病人口(2013年)


中国→9840万人
インド→6510万人
米国→2440万人
ブラジル→1190万人
ロシア→1090万人
メキシコ→870万人
インドネシア→850万人
ドイツ→760万人
エジプト→750万人
日本→720万人





※目をそむけてはいけない、特筆すべき内容です!

メキシコやアメリカ、カリフォルニア州での取り組みは、素晴らしいです。

生きている人全てが、ちゃんと気をつけることにより、糖尿病にならないスキームをつくれると思います。

糖尿病をはじめとした、生活習慣病にならない“具体的な気をつける方法”を習得しましょう!



Posted by makishing at 07:35│Comments(0)
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