2014年12月29日

「カリスマ後」を恐れない


今日は、いつも拝読しているメルマガからです。





【「カリスマ後」を恐れない】


2014年7月11日付け日経新聞の「革新力 −変える意志−」より。

何度かテレビの取材などでも見たことのあるユニ・チャームの高原社長のお話です。
ユニ・チャームはとてもユニークな会社で、常に進化しているいい会社だなと思っています。
高原社長のインタビューでも、社員を大切に、社員の能力を高めることに力を入れているというところが、とても共感を得ました。
創業経営者が率いる会社は強い。

なるほどだなと、思います。
ただ、一歩間違うと、創業者、後継者も、傲慢になったりして、社員の心が離れていってしまうということも起きてしまうかもしれません。
そこは、社員といかに距離を縮め、話をし合える関係を作るかだと思います。
決して上からというのではなく、同じ目線で。
なかなか難しいのでしょうが、ここが出来る経営者とできない経営者で、会社がうまく運営できるのか、成長できるのかが違ってくるのだと思います。

以下、記事の抜粋です。





ユニ・チャームの高原社長は、朝6時半に出社すると、その日が誕生日の社員にお祝いメールを送る。平均1日5通。
社員からの返事にも目を通す。
優しい社長をアピールするのではなく、自分の考えを伝え、社員の素顔、本音を知るため。
創業者の父から引継いだ当時、市場の反応は冷たく、株価は社長交代の発表前のほぼ半値に。
「おれは普通の人。おやじと同じ土俵で張り合わない」
常識を気にせず突き進んだ父と対照的に高原社長が目指すのは社員の力を引き出す経営。
社員は毎週30分刻みで仕事の計画を立て、共有。
本人に行動を促すとともに、相互に助言をし、効率を高める。
愚直とも言える試みは組織を強くし、社長就任時から営業利益は3.5倍、株式時価総額は約7倍。
執務時間の3分の2は自分の目で現場を確認するため本社を離れ、国内外で過ごす。

創業経営者が率いる会社は強い。
上場会社で20年前に比べて時価総額を増やした企業を集計したところ、上位には、ファーストリテイリング(31倍)、ソフトバンク(30倍)、日本電産(22倍)など、個性的な創業者がいる会社が並ぶ。
問題は、「カリスマ後」も勢いを保てるか。

カリスマは量産できない。ならばカリスマの精神を組織に刷込ばよい。
ヤマト運輸は、そう考え取り組んでいる。
毎週金曜日の朝9時。本社で「経営戦略会議」が始まる。
社長を挟んで向き合うのは部課長、係長、一般社員。
新サービスについて現場のアイデアを聞く。
様々な斬新な仕組みはここから生まれた。
この会議は宅急便を世に送り出した中興の祖、小倉昌男氏の時代から30年近く続く。
社員との対話から新たな発想を得て、同時に人材も育てる。
類似の会議を年2回地方でも開き、ドライバーの知恵も集める。
規制や成熟の壁を小倉氏たちはどう乗り越えたのか、実例で学ぶ「DNA研修」も繰り返す。
小倉氏が経営から退いて約20年。
会社の成長は止まらず、売上高は2倍以上になっている。





※“カリスマ後”・・・初めて聴く言葉です。

2代目や3代目の沢山の社長が、日々頑張っておられますが、社員の力を引き出して組織力を創るか、カリスマの精神を継承し組織力を構築するか、悩みどころだと思います。

今年もあと数日で終わりです。来年も元気な会社が沢山出てきますように。



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