2015年06月09日

メジャーの舞台に届かなかった男たち


今日は、スポーツ雑誌『ナンバー 5月21日号』(株式会社文藝春秋発行)より【契約はしたけれど・・・メジャーの舞台に届かなかった男たち】を紹介致します。





【契約はしたけれど・・・メジャーの舞台に届かなかった男たち】



メジャーリーグの球団と契約を結び、憧れのユニホームに袖を通したものの、公式戦のフィールドに立つことなく帰国を余儀なくされたのが、水尾嘉孝、入来祐作、森慎二、中島裕之の4人だ。

03年に西武から戦力外通告を受けた水尾は、入団テストに合格してエンゼルスと契約を結んだ。しかし、傘下のソルトレイクやアーカンソーでも活躍できず、失意の帰国。06年の現役引退を機に調理師免許を取得し、現在は東京・自由が丘のイタリア料理店のオーナーシェフとして、その腕をふるっている。

97年ドラフト一位で巨人に入団するも度重なる怪我に苦しみ、日ハムを経てポスティングシステムでメッツと契約した入来も公式戦出場は叶わなかった。メッツ退団後ブルージェイズとマイナー契約を結んだが、ここでも怪我に泣かされて08年に横浜で現役を引退。横浜の用具係を経て、現在は福岡でコーチを務める。

力強いストレートと落差のあるフォークボールを武器に02年の西武優勝に貢献し、自身も最優秀中継ぎ投手に選出されるなど活躍した森は、06年にポスティングシステムでデビルレイズと2年契約を結んだ。しかし、オープン戦で右肩を脱臼。怪我が完治せず帰国し、日本の独立リーグで現役復帰することに。14年に引退を表明し、今季から古巣西武のコーチに就任した。

西武の顔としてベストナイン4回、北京五輪出場、さらにWBC優勝にも貢献した「打撃の天才」中島だが、怪我もありひっそりとアメリカを後に。現在はオリックスでプレーを続ける。

言葉の問題、文化の違いなどもあり、やはりメジャー挑戦は簡単ではない。





※記憶に新しい選手や、現在も活躍の選手だというのが、私の感覚です。

日本球界での成功も簡単ではないのに、メジャーに挑戦することが、いかに難しいかと感じます。

挑戦されることこそが、素晴らしいと思います。



Posted by makishing at 07:19│Comments(0)
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