2015年06月12日

アイデア捻出!


今日は、いつも楽しく拝読させて頂いているメルマガから【アイデア捻出!】を紹介致します。





【アイデア捻出!「質より量」】



日経産業新聞のパーソナル&スキルというコーナーから。
玩具、エンターテインメントを中心にアイデアの企画・開発をサポートするウサギ代表の
高橋晋平氏(元・バンダイ商品企画担当)からのアイデア捻出のお話。
「∞(むげん)プチプチ」や個性的なカプセルトイなどを手がけたアイデアパーソン。
その高橋氏のアイデア捻出の三大原則。
1 A(テーマ)×B(キーワード)=C(アイデア)
2 アイデアは「量より質」ではなく「質より量」
3 ダメなアイデアから出す

1 どんな情報が入ってきても、玩具にならないかを考える意識を常に持っている。
目に付いたものを片っ端からBに当てはめて、Cのひねり出しを繰り返す。
Aはちなみにアイデアを求められている対象。

2 「何でもいいからアイデアを出す」ぐらいの気持ちでしつこくメモに書きとどめていく。
質にこだわると、本来なら視界に入ってくるアイデアの種であるBもスルーしてしまう。
そうなると「自分はアイデアを出すのは苦手」と考えることを辛く感じてしまうようになる。

高橋氏も「ボツネタ キング」といわれるぐらいアイデアを出し続けた。
慣れてくるとアイデア出し自体の作業が楽しくなるという変化が訪れる。
とにかく発案を途切れなさせなければ、アイデアの母集団は大きくなり、いいアイデアが
生まれる可能性も高まる。

3 1発目にダメなアイデアからスタートすると、いいアイデアを出すことが宿題になり、
2発目、3発目のアイデアも「よし考えよう」と前向きでいられる。
逆に最初からいいアイデアを出そうと力が入りすぎると、その時点で思考停止になる可能性がある。
考えが止まった段階で、ダメなアイデアを出して頭をリセットする効果もある。

次にアイデアの判断基準(6つ)。
1シンプル 2意外性 3具体性 4信頼性(実現可能性) 5感情への訴求 6物語性
特に重要なのは1と2。4は専門家に相談すればなんとかなることが多い。
5と6では驚きと同時にどうしてその商品を作りたいと思ったのかを訴えることが大事。

以前「アイデアのつくり方」(ジェームス・ヤング氏)を紹介させていただきましたが、
やはり考え続け、思考を止めることなく、アイデアを出し続けることが大事ですね。
「質より量」ということです。

そして、どうしてそれを作りたいと思ったのかの理由、思い。
まだまだ、世の中で必要とされている隠れた商品、製品が掘り出してくれるのを
待っているのかもしれません。





※アイデアの出し方、初めてちゃんと理解したような、気がします。

分母を沢山出した中から、輝くモノが生まれるのですね!



Posted by makishing at 08:59│Comments(0)
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