2015年08月02日

涼しい風で気配り


今日は、いつも楽しく拝読させて頂いているメルマガより【涼しい風で気配り】を紹介致します。





【涼しい風で気配り】


いよいよ暑さも本番になってきました。
一昔前なら30度を超えれば「暑い」と感じていたものが、35度を超えることも珍しくなくなった昨今、以前は暑いと思っていた気温でも「今日は過ごしやすい」と思うようになったのですから不思議です。

今は実用品としての出番は減ったのですが、かつては暑い夏の風物詩として「団扇」(うちわ)の姿をそこかしこで見かけたものです。

そもそもこの団扇ですが歴史は鎌倉時代まで遡ります。

一般に広く普及したのは江戸時代に入ってからのことですが、本来の使い方はなかなか粋なものでした。

「涼をとるために扇ぐ」行為は変わりませんが、自分自身のために扇ぐのではなく、他人を扇ぐというのが元々のものでした。

暑い外から屋内に入ってこられたお客様を涼しい風を送ってもてなすというきめこまやかな気配りが込められた道具であったのです。

一度、そんな使い方をされてはいかがでしょうか。

お客様の喜ぶ顔がきっと見られることでしょう。





※この文章を読んで、思い出したことが、あります。

祖母や母が昔、私たちに扇いでくれていた道具が、団扇(うちわ)でした。

暑い夏を迎えて、販促物にも団扇が使われています。全国各地では、夏祭り真っ盛りです。

団扇の素敵な使い方を、考え実行してまいります。



Posted by makishing at 08:52│Comments(0)
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