2016年01月18日

だれでも算数がすきになるか


今日は、一昨年12月12日と去年3月15日に掲載した本『公文式の算数革命』(公文公著:講談社)より【だれでも算数がすきになるか】を紹介致します。





Q6.うちの子は算数ぎらいです。いろいろ工夫して教えてみたのですがすきになりません。算数はあきらめるほかないのでしょうか・・・。



「能力に合った、おもしろい学習を」


算数をすきにさせるのは、至難のわざだと思っている親が多いようです。しかし、方法は簡単です。その子の能力(学力)に合ったところから学習させることです。

いろいろ工夫して教えてみたとのことですが、まず第一に、「その子にとって、どこから勉強させるべきか」ということを、慎重に検討してみたのでしょうか。

どんな子どもでも、「おもしろく勉強できる箇所(段階)」が、かならずあります。そして、その箇所は、子ども一人一人によって、すべて違っているのです。その子がおもしろくできるところから勉強させてやれば、どんな子どもでもかならず算数ずきになります。

公文式では、最初に子どもの学力診断をして、その子がおもしろく勉強できるところはどこであるかを調べます。そしてその箇所を、学習の出発点とします。

学習の出発点は、小学五年生でも二年生程度の足し算、引き算からということもあり、中学生でも小学三年生程度のかけ算からという場合もあります。

「そんなに低いところをやらせたら、子どもは劣等感をもって、ますます算数ぎらいになるのではないか」と言う人がいますが、現実はそうではないのです。

その一例をお目にかけましょう。下の表は、公文式を採用しているある私立高校の生徒たちに、その学校の先生が実施したアンケートの一部です。この高校生の大部分が小学課程の計算を学習しているにもかかわらず、最終的には90パーセント以上の生徒が、そのことを気にしていないのです。

このように、子どもは気にしていないのに、親のほうが世間体や虚栄心から「うちの子は、こんなに低いところを学習させられて恥ずかしい」と言う場合があります。

親のそのような態度が、子どもが算数ぎらいから抜け出せない原因にもなっていることを指摘したいと思います。





*公文式で級友とちがうところをやっていて*


イ:とても恥ずかしかった→0名(0%)
ロ:少し恥ずかしかった→2名(5%)
ハ:最初は少し恥ずかしかったがすぐ気にならなくなった→9名(22.5%)
ニ:初めから全く気にならなかった→29名(72.5%)





※自然な形が、一番の近道だったりするのですね。

子を持つ親として、いろいろと考えさせられました。



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