2016年01月29日
旅行ビジネスの‘知られざる’儲かりの秘密
今日は、ある日のテレビ情報番組からです。
【旅行ビジネスの‘知られざる’儲かりの秘密】
近畿日本ツーリストとクラブツーリズムが合併した会社を紹介
戸川和良社長、KNT-CTホールディングスがゲスト
戸川社長は、近畿日本鉄道出身
・近畿日本ツーリストから
窓口で、来店予約サービスを、一昨年から実施し、職員も指名できる
次に行きたい予約もできて、同じ人が対応することで、リピーターも増える
教育旅行は、修学旅行の学校訪問する
380のうち、170校を近畿日本ツーリストが担当
修学旅行の営業にとって、毎年9月からのプレゼンテーションが大事
内容は、企業秘密だが、興福寺の夜の1時間の貸し切りプランとか、灯籠の点灯プランとか奈良公園のシカ寄せプランとか
新幹線で東京を出て、新横浜駅を通過する時に生徒の健康チェックとか、生徒のサプライズプランとかも、事前にしっかり打ち合わせ
連合という、違う学校が混在して新幹線に乗るプランは安くなるが、どの学校がグリーン車に乗れるか、わからない
生徒のアンケートで、どこに行きたいか希望をきいたりする
生徒を見回る安全上のことを気にする宿泊先も、先生は考える
・クラブツーリズムから
近畿日本ツーリストの一事業からスタート
旅の通販をメディアにして、電話するだけで人気になった
趣味趣向にあった、何をするかのプランを用意
絵を描いたり、社交ダンスしたりするようなプラン
趣味が合うので、知らない人同士が友だちになる
また一緒に旅行したくなり、結果的にリピーターが増える
セミナーを実施し、集客する
年間1500のセミナーを通して、参加者同士が仲良くなり、参加する
旅行好きの人が『旅の友』を配る
旅行好きが旅行好きに配り、配る先で旅行の話になる
旅行参加者から、添乗員になる仕事もある
お客さんに手伝ってもらうことで、気軽に営業も出来、輪が拡がる
※私は、全く知らなかった、素晴らしい仕組みです。
旅行獲得競争も、熾烈化しているように思います。
生き残りをかけ、コスト以上にバリューが必要です。勉強になりました。
Posted by makishing at 08:34│Comments(0)