2016年04月05日

ピザーラ、儲かりの秘密


〔ピザーラ、儲かりの秘密〕


年商390億円で550店舗で、ピザーラは業界でもダントツ。

(株)フォーシーズが運営。夫婦で30年前から始める。

他のことも、いろいろ夫婦で行うが、全て失敗。『人の10倍やれば成功する!』と思ってやった。

日本人向けの味にした。映画ETのワンシーンで、宅配ピザを渡すシーンを見て『これだ!』と思った。

そこで、ピザに日本の象徴であるゴジラをプラスして“ピザーラ”になった。

照り焼きチキンなどの、日本人に合う味のピザを、次々と出し、ヒット。

日本人に合う組み合わせの良さを追求する。日本人が飽きない、また食べたいと思う味に。

全ての開発商品が、奥様の幸子社長が味見する。

チーズ工場では、国内外4種類を、いろいろブレンドする。

大きなかたまりのチーズを、短冊状にして、その後細かくしたら完成。

産地だとか気候変動もみる。基本チーズに新しい味を加えて味を研究している。

お店にも儲かる工夫があった。店名は地域や配達エリアが分かりやすいネーミングにしている。

ピザーラの‘網が動く’ジェットオーブン。260℃で6分に全てのピザを焼き上げる設定。

トッピングの種類・数・配置がきっちり決まっている。

バイト暦12年の達人は、時間と配置が正確。デリバリーは、基本1件ずつ配達し、まとめて配達してピザを冷ましたりしない。デリバリーの達人は、多少距離が長くても信号が少ないのと、赤信号の時間の長さが短い道を選んだり、時間帯によってはノーマルな道を選んだりする。頭を使う。

とにかくピザーラが好きな人が、働いている。





※これだけの研究を重ね、探究して、食べる側の視点に立って思考し行動したら、確かにヒットするのも、頷けますね。



Posted by makishing at 06:25│Comments(0)
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