2016年08月28日

サルバドール・ダリについて


今日は、京都市美術館で開催中の『ダリ展』に行った時に、頂いた資料の中から【サルバドール・ダリについて】を、要約して紹介致します。





20世紀の最も有名な芸術家の一人、サルバドール・ダリ(1904〜89年)はシュルレアリスムを代表する画家にとどまらず、多方面で才能を発揮した。

ダリ、と耳にすると、まずあの異様な風貌が浮かんでくる。絵よりも先に脳裏に焼き付いて当然だろう。もちろん、奇怪さでは絵も負けていない。白昼の現実よりも、夜の夢からやってくる無意識をインスピレーション源とするのがダリなのだ。

ダリの本当の面白さは、常識と非常識の垣根がなくなる点にある。そもそも、夢は現実ではないのだから、写実の技法では描けないはずだ。

ところがダリは、夢の内容を驚愕するほど克明に描写する。ダリは常に現実と虚構の違いは、いったいどこにあるのかについて探求していた。

夢と現実の境があいまいなら、本当の自分など存在しない。広島と長崎への原爆投下を知って、ここまで大きな衝撃を受けた美術家も珍しい。

ダリの関心は精神分析を踏み越えて、量子力学や相対性理論にまで及んでいく。矛先はハリウッド映画やディズニーとの協働にまで及んでいく。科学と芸術、宗教とエンターテイメントが飴のように溶けて、一体の世界となる。それがダリの魔術的な現実主義=シュルレアリスムにほかならない。





※私の奥さんが、ダリ展のチケットを買っていてくれて、一緒に観賞しに行きました。

私自身、ダリのいくつかの作品は知っていましたが、このような形で、彼の多くの作品に出逢ったのは、初めてでした。

正確な写実的描写も出来て、ピカソやゴッホのような技法も持ち合わせていたダリは、絵画以外の立体的な作品までも残していました。

私は一気に、サルバドール・ダリという芸術家が好きになりました。



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