2016年10月29日

「権利は主張しなければ実現されない」

今日は、弁護士保険のプリベント少額短期保険が配信しているメルマガから、弁護士インタビューとして【「権利は主張されなければ実現されない」】を紹介致します。





【「権利は主張しなければ実現されない」】



◇普段は、どのような仕事を多く手掛けていますか?


 私個人の事件で一番多いのは交通事故事件で、被害者側の案件がほとんどです。
また、相続、離婚、労働、債務整理などの一般民事事件も扱っています。
また、刑事事件は、成年の事件だけでなく少年の事件も扱っています。
特色といえば、スペイン語圏の外国人の依頼が比較的多い点です。
 あとは、専門学校・大学などで教鞭をとること、セミナー等で講演をさせていただくこともあります。漫画を描くのが得意なので、学校の授業には漫画を入れるなど、できる限り工夫して面白いと思ってもらえるようなものを目指しています。



◇ぜひ、代理人として珍しい例があれば教えてください。


 刑事事件ですと、漫画のような事件が多くあります。
旅行に来た外国人の方(Aさん)が日本で会った外国人の方(Bさん)と意気投合し、Bさんの車に乗せてもらったんです。
そこまではよかったのですが、途中でAさんは運転を交換してもらったところ、Bさんに逃げられてしまった、しかも、車が盗難車だったためそのまま逮捕されてしまった、という事件は今でも忘れられません。
 ちなみに、外国人の方のケースでは、「母国ではこうなのに日本ではなぜそうなんだ」ということを説明するのに苦労します。



◇弁護士の仕事で大切にしていることはありますか?


 法律的な面での解決はもちろん大切です。
ですが、それ以上に、依頼される方が望んでいる形に近づけるには何が必要なのかをいつも考えるようにしています。
また、どんなにこちらに理があったとしてもただ法律を振りかざすのではなく、依頼者にも、相手方にも、裁判官や検察官にも心で対話ができるよう、心がけています。
おかげさまで、たまにではありますが、相手方だった方から別件で依頼したいというご連絡をいただくこともあります。



◇ 弁護士を志されたきっかけを教えてください。


 大学生の頃に医療ミスに遭ったのがきっかけです。
当時はよくわからず泣き寝入りをしてしまいました。
「権利は主張されないと実現されない」、つまり、請求できる立場にあっても、何も言わなかったら何もない、ということを身をもって知ったんです。
自分のことだとちょっと敬遠してしまうのですが、他人のためにだったらできるかもしれない、と思い弁護士を志し、日々業務に取り組んでいます。



◇今後、どのような弁護士でありたいとお考えですか?


自分の直感を大切にしていこうと思っています。
「この人を守らなければならない。」と自分が思えるかがご依頼を受ける一番の指標になります。
もっとも、守りたいと思っても、利益相反がある場合、請求が認められるのは難しいという場合には残念ながら受けられないとお伝えしますが、自分を頼って下さっただけに申し訳ないと思います。
ただ、請求が認められない可能性が高いケースでも、簡単にはあきらめず、最後の最後まで何か糸口はないかを考えるようにしています。

また、多くの方が弁護士だと言うだけですごいとおっしゃって下さいますが、私個人の考えとしては、弁護士というのは法律にちょっと詳しいだけで、決して他の方より人間的に優れているわけではないと思っています。
依頼して下さった方、相手方、それ以外の方と接していて勉強になることの方が多いです。
今後も自分以外の方から学び取ることを忘れず、未熟な自分を少しでも成長させるようにしていければと思います。





※この弁護士は、ご自身が医療ミスに遭われたことがきっかけで、弁護士になられたのですね。

お金が無いなどの泣き寝入りは、とても残念で、後悔が尾を引きます。しっかり手を打っておきたいものです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。