2016年11月18日

「失敗しろ!」でチームが強くなる


今日は、アチーブメント(株)が定期的に出してくださるメルマガ『週刊アチーブメント通信』から【「失敗しろ!」でチームが強くなる】を紹介致します。





皆さんは「トイ・ストーリー3」という映画をご存知ですか?

興行成績は10億ドルを超え、長編アニメ史上歴代第2位の売上となった大作ですが、この映画の製作過程が非常に興味深かったので、ぜひご紹介できればと思います。

実はこの映画のアニメーション原画を中心となって作成したのは、殆ど経験のなかった新人スタッフたちでした。

なぜ新人中心でこの大作を作り上げられたのか、そこには美術監督を務めた堤大介氏という日本人の支援的な関わりがありました。

彼は、新人のスタッフに成果を求めなかったのです。
「やってダメでも良い、むしろ失敗していい。でも諦めなければきっと出来るようになる」
そう伝え続けたそうです。

チームに安心感を与えるその関わりを彼は終始貫き通しました。

最初は全くうまく行かなかった製作でしたが、途中から圧倒的な成長を見せた新人スタッフたちの活躍により、結果的にこのような大作を作り上げることができたのです。



この例からもわかるように、「常に挑戦を続け、失敗してもそこから学び、どんどん新たなものを創造していく。」そんな組織文化が組織を強化すると提唱するリーダーシップ論は世の中にありふれています。

価値ある情報を簡単に手に入れられる環境にも関わらず、なぜ堤氏のように、それを実現させられるリーダーと、そうでないリーダーがいるのでしょうか。



企画力育成のソリューション提供を行なっているプランテックラボ株式会社の広瀬代表の研究によると、「リーダーの失敗に対する解釈が、大きな違いを作っているから」だそうです。
その解釈は、後述の3つのレベルに分けることが可能です。



【レベル1:失敗を推奨するレベル(肯定的解釈 )】
「早く成功するためにしょっちゅう失敗しろ」というスタンス。


【レベル2:失敗を不問にするレベル(中立的解釈 )】
「一生懸命にやった場合のみ、失敗しても咎めない」というスタンス。


【レベル3:失敗を忘れないレベル(否定的解釈)】
「チャレンジを推奨するが、責任は個人で取れ」というスタンス。



同じ挑戦を促す関わりをしていたとしても、根底の解釈にはこのようなレベル感の差があることがわかると思います。

では、3つのレベルのうち、どの解釈をお持ちでいらっしゃいますか?



果敢なチャレンジを引き出すには、レベル1の様に、リーダーが失敗を推奨するレベルであることが必要とされています。

どのレベルに属しているのかは、表面的な言動ではなく、無意識に持っている根底の価値観が現れます。

その差が、言葉よりも想いとなって部下に伝わり、組織の結果を創りだしているのです。


では、この無意識レベルの解釈をどのようにして変えていったら良いのでしょうか?

それには、リーダーとして、自分自身がどのレベルの解釈を持っているのかを客観視することが大切なのではないでしょうか?

そして、定期的に現在地を把握し、常に改善行動を繰り返すことで一歩ずつ近づいていくのかもしれません。





※『失敗しても構わないからドンドンやること』は、私も大いに共感出来ます。

重要なのに、意外と実践されていないのが“練習”だと思っています。

いかに現場に近い所で練習できるかが、成功の鍵を握ると、考えます。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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