2017年05月02日

休眠特許を活用して作られたアイデア商品


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【休眠特許を活用して作られたアイデア商品】を紹介致します。





【休眠特許を活用して作られたアイデア商品】



神奈川県川崎市は、京浜工業地帯に属し、古くから工業が盛んです。


市内には、富士通などの大企業のほかに、多くの中小企業があります。


この川崎市が大企業と中小企業の知的財産マッチング支援に積極的で成功事例も出ていますので、今日はその一例を紹介させて頂きます。


中小企業は、大企業のように研究開発に特化した専門部署がある企業が少なく、特許出願は頻繁にされていません。


一方で、大企業は、資金や人材も豊富で研究開発部門で生み出された発明が毎年、数多くの特許権として成立します。


ところが、自社製品に使うつもりで特許を取得したにもかかわらず、最終的に使わない、というものもあります。


こういった特許は休眠特許と呼ばれています。


ところが、休眠特許の中にもすばらしいアイデアがあり、大企業で製品化するには狭い市場でも、中小企業にとっては十分利益を上げられる特許もあります。


そこで、川崎市は、大企業に対し休眠特許の一部の開放を交渉するとともに開放特許を活用できる中小企業をマッチングする事業を行いました。


実際に製品化した例として、富士通の開放特許を活用した「松本製作所」というプラスチック成型加工を本業とする中小企業があります。


この松本製作所が製品化したのは「アロマレフレール」という商品です。


富士通が特許を持っていたのは、芳香発散に関する技術で、セラミックスにアロマや香水を染みこませ、長期間香りを楽しめるようにした技術です。


プラスチック成型加工を得意とする松本製作所が作ったプラスチック製のカードに香りを閉じ込めるセラミックス製の特殊チップを埋め込み、アロマレフレールが完成しました。


使い方は、簡単でチップにアロマオイルや香水を2〜3滴たらして染みこませ、香りをつけるだけです。


簡単に言い換えると、アロマレフレールは、香りを手軽に持ち運びできるカードですね。


アロマレフレールは、インターネットにより販売が開始され、徐々に認知されて人気が高まりつつあり、ヒットの兆しが見えてきました。


大企業の管理下の休眠特許は、まだまだたくさんありますので、これらを中小企業の手によって製品化していく成功事例がもっとたくさん増えていってほしいですね。


眠ったままの特許は、もったいないですから。





※休眠会社があるように、休眠特許があるのは、ちょっと考えれば、わかりますね。

この内容を開放して、別の企業にマッチングさせることは、素晴らしいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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